石器-人類最初の発明

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人類の発明発見は、石器(ナイフ)を制作することから始まったといってよい。その発展の歴史。この発明ののち人類はどんどん発展していくことになる。

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年表

700万年前:打製石器、発明される。石を打ち書いたもので礫石器ともいう。
240万年前:握斧、ハンドアックスとも。(このへんで火の使用も覚えたらしい)
60万年前:剥片石器。石をはがして石器にすることを覚えた。
1万年前:細石器。・・・これを弓矢の先につけて狩猟をした。
9000年前:磨製石器。・・・農耕革命とほぼ同時期。

豆知識

・日本においては旧石器時代が存在するとは考えられていなかったが、相沢忠洋が打製石器を発見して存在が知られることになったのは有名である。

・なお相沢は納豆の行商人であり、趣味で考古学研究をしていたため(当然というべきか)当初は相手にされなかった。情熱が常識を変えた一例である。

・ナイフはしばしば「無人島に一つだけ持っていくとしたら何にするか」に選ばれる。最初の発明であることを考えれば妥当である。

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考察

・「2001年宇宙の旅」的な現象

2001: A Space Odyssey (1968) – From Bone to Satellite Scene (1/6) | Movieclips
骨を道具に

打製石器の前には、骨や石そのものを道具として使っていたことは容易に想像ができる。それ単体でもたたいてくだあいたりするには使えるからである。しかし、それではものを切ったりはいだりは難しい。おそらく、使用中に石がかけてたまたまとがったのを見てものを切るのに使えると気が付き、以後、打製石器を作るようになったのではないか。

・副次的な、縛る、穴をあけてはめこむ、など
石器の進歩の途中で、気に縛り付けて持ち手を付けることを覚えたようだ。縛って固定するのには、植物のつるなどを使用したと考えられる。複数の要素の組み合わせの初出である。
 細石器については、狩猟につかう弓矢の発明もあったということがわかる。このあたりまでに精密な工作へのこだわりが芽生えたらしい。
 磨製石器には、直角に棒にさして固定する必要があるため、直径を合わせる中繰りができるようになったことがわかる。耕された地面はよく作物が育つとわかったのも偶然がきっかけだったのだろうか。

・発明が脳を発達させた
 偶然が最初の発明をうんだのかもしれないが、その後はむしろ発明発見が人類を進歩させてきた側面があるといえる。脳が道具に強化され、その脳がさらに強化された道具を生む、というサイクルである。指先の運動は脳を活性化させてボケ防止になるなどともいわれる。実際それは古代から変わらないのであろう。