諸葛亮孔明の発明-筩袖鎧、元戎、木牛流馬など

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三国時代の蜀の宰相であった諸葛亮孔明は発明趣味があったことでも知られる。三国志のキャラクターの中でも人気が高く、いろいろな発明をした説もあるが、創作と思われるものもある。それらをまとめた。

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年表

200年:蜀の仲間になる。ここか諸葛孔明の発明がさまざまなされている。

214:蜀の軍師将軍になる。

実際に作ったといわれるもの

筩袖鎧

3世紀:筩袖鎧(とうしゅうがい)・・・脇の下も防護できる鎧、脇の下は心臓や肺が近く、腕を上げた時にさされて死なないようにする。ただ、量産が大変であまりつくれなかったらしい

元戎

3世紀: 元戎・・・1回で10本の矢を放てる石弓。弓を複数つなげて連射できるようなものを連戎といった。これを改良して、10発打てるようにしたもの。望山という照準装置がついていたらしい。

木牛流馬

3世紀:木牛流馬・・・一輪車の荷車といわれているが、記録が乏しく、実体はよくわからない。説としては、山道などでもその場に置けるように、4本の足がついている荷車だといわれている。木牛と流馬のちがいは、大きさとも車輪の数とも言われている。

他には、
・荷車の幅を狭くしたことで狭い山道でも通れるようにしたもの
・軽量化をして一人でも運べるようにしたもの
などの見方がある。

伝説的なもの

饅頭

饅頭・・・ある部族の儀式では人の首を備える風習があったが、野蛮だということで諸葛亮が代わりに饅頭、皮のなかに肉をつめたもの(肉まん)を代わりに供え物にさせたというもの。

紙芝居

紙芝居・・・民間人の学習や啓蒙に役立てたとの説あり。

孔明灯

孔明灯・・・小型の熱気球

孔明鎖

孔明鎖・・・知恵の輪の一種

豆知識

・蜀の仲間である関羽には、そろばんを発明した、との伝説がある。なお、算盤は三国時代以前から発明されている。

おすすめ

考察

・木牛流馬はどんな効果があったか
この発明は実際に作られたようだが、記録が乏しい。ただ考えられている利点としては、狭い山道でも補給を運べるようにした荷車だと考えられているようである。車輪をひとつにすることで横幅を狭くし、狭い道でも通れるようにしたのかもしれない。また、部品点数の削減にもなると思われる。4輪だと車輪4つで一台しか作れない。
 あるいは生産ラインを含めて何らかの改良をしたのが木牛流馬だったのかもしれない。

・孔明の発明趣味がフィクションに支持されたわけ
孔明は知恵のまわる軍師としてのキャラクターとして確立されている。知恵があることの補強としてさまざまな発明ができるキャラクター像が確立したと思われる。本当に発明したものは、軍事関係のものだけだったのかもしれないが、昔から知恵者として敬愛されていたが故のキャラ付けと考えられる。