ソリティアには、ボードゲームもあります。こちらのソリティアは、ペグソリティアとも呼ばれます。ここでは、ペグソリティアのルールを解説し、さらに攻略のコツ・必勝法を解説していきます。
ペグソリティアのルール
ペグソリティアは、一人で遊ぶボードゲームです。
駒のことをペグと呼ぶので、ペグソリティアとも呼ばれます。これはトランプで行うソリティアと区別する意味もあるでしょう。
ゲームの目的としては、以下のルールに従って駒を移動させながら排除していき、最終的に一つだけ残せたらクリアです。
1.初期配置として中央以外の点に駒を置く。
2.駒が2連続で並んでいて、その隣が開いている場合、空いているマスに向かって駒を一つ飛び越すようにジャンプさせることができる(図を参照)。

3.飛び越されたコマをボードから排除していく。
4.最終的に、一つだけ残せたらクリア。複数残ってどれも飛び越せなくなったら失敗。
また、「最後の一つを中央の点に残せたら大当たり」といわれることもあり、この形を目指して遊ぶのも面白いです。
ペグソリティア(ボードゲーム)攻略のコツ
ペグソリティアのコツとしては、以下があげられます。
中央に寄せることを考える
当然ですが、ボードの端の方にたくさん駒が残ってしまうと、後半に飛ぶためのとっかかりがなくて困ります。
序盤は、コマを中央に寄せることを意識して飛ばしてみましょう。
中央のあたりに固まったらいい形を覚える
中央にうまく集まると、下の図のようなきれいな対称形になります。

中盤では、このような形を作ることを意識してみましょう。
下の方では必勝法を書いているのでどうしても解けないときは読んでみてください。
ペグソリティア(ボードゲーム)攻略のコツ・必勝法!
基本的には、ペグの初期配置は変わりませんので、覚えゲーの要領で暗記してしまえば、その攻略方法が必勝法(最適解)になります。
以下、右上から横に番号を振っていき、動かす駒を順番に列記してみます。飛ばせる方向が複数ある場合は、向きも表記しています。

29 26 33 18 31 33 6 13 10 27 13 8 1 16 3 1 28 21 24左 7 21 10左 8 22 24 26 12 17右 5 16 19(中央に置いて完了)
上に書いた必勝法は、実際に最もシンプルな手順で中央に一つ残す方法であることが研究でも明らかになっています。
まとめ
- ペグソリティアの攻略のコツは、中央に寄せていくのを意識すると攻略がしやすい。
- 必勝法は明らかにされており、その過程で対称形が現れる。
ソリティアは何回かやっていると解けるようになりますが、意外と中央に残すのは難しいので頑張ってみましょう。