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ロジャーベーコンとフランシスベーコンの関係や違いを解説する。また、彼らは科学的な予言をいろいろしており、その後に実現したものも含めて解説する。
この二人は、血縁関係などは無いようである。時代も、ロジャーのほうが13世紀、フランシスのほうが17世紀であるので、400年近く者隔たりがある。出身地も、二人ともイギリスではあるものの、ロジャーはイングランド南西部サマセット、フランシスは南東部のロンドンであり、地理的にも隔たりがある。
両方とも、哲学者、ときに科学者として業績を上げたことは共通している。フランシスがロジャーの業績を引用したことがあるかは不明であるらしい。
もっとも、この二人(「両ベーコン」などといわれる)をセットにする潮流は近世から存在しており、錬金術に関する書物でも、古の哲学者として両者が登場する。
ロジャー・ベーコン(1214年 – 1294年)は本業はイギリスの聖職者であるが、哲学者、科学者としても活躍した。その中で、工学的な予言も多くしており、しかもその多くはのちの時代に実現している。以下、それぞれ解説する。
ロジャーベーコンの予言
漕ぎ手のいらない船を作ることができる
車も動物なしに速くうごく
空を飛ぶ機械もつくられる、これは羽ばたいて飛ぶ
重いものを持ち上げる小型の機械もつくられる
水のなかを機械でいどうできる
レンズで不完全な視力を補うことができる
「一人のひとが、多数の人やものを引き寄せたりするものを作ることができる」がなぞとされる。
「古代の鎌戦車はこのようなものだった」こだいに戦車が合ったのは事実だが、鎌戦車とはなにか謎とされる。
謎の多いヴォイニッチ写本の作者とも言われている。
フランシス・ベーコン(1561年1月22日 – 1626年4月9日)はイギリス哲学者、政治家としても活躍した。その中で、科学的な予言も多くしており、しかもその多くはのちの時代に正しいことが判明している。
フランシスベーコンの予言
熱は運動の一形態である
占星術の進歩により、天候や干ばつを予測することができる
天体が精神や液体に影響を与えるなら、個体に与える影響もあるだろう
冷えたものの中に肉を保存すれば、長持ちするはずだ
フランシスベーコンはシェイクスピアか?という問題は非常に有名であるが、筆跡を見る限り、別人のようである。