恐竜のクローンに成功!?絶滅動物の復元!ジュラシックパークも実現できる?

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映画「ジュラシックパーク」では、琥珀に閉じ込められた蚊から恐竜の遺伝子情報を抜き出し、絶滅した恐竜を復元する、という発想が出てくるが、現実にもヤギを復元することには成功している。ここではジュラシックパークの元ネタ(時系列ではこちらがあとだが)として絶滅動物の復元研究を紹介する。

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ピレネーアイベックスの復元

復元した動物は、絶滅したピレネーアイベックスという、山に住むヤギの一種である。

ピレネーアイベックスの絶滅

2000年に自然界に残った最後のピレネーアイベックス(メスでの名前はセリアとつけられていた)は、1月6日に死んでいるのが発見された。これにより、ピレネーアイベックスは絶滅した。

ただし、他の亜種は生存している。スペインなどに近い種類のアイベックスが生息している。

セリアは、オルデサイモンテペルディド国立公園で捕獲されたさいに、皮膚からサンプルがとられており、これは凍結保存されていた。

絶滅動物の復元

絶滅の直後から、クローンを作成して亜種を復活させる試みがされはじめた。

方法としては、組織から成体体細胞を取り出し、核を取り除いたヤギの卵母細胞と融合させる方法を取った。得られた胚は、代理母とする別のヤギに移さた。再構築された285個の胚のうち、妊娠の最初の2か月で生き残ったのは2個だけだった。

何度か失敗した後、2003年7月に生きた子供がうまれた。しかし、肺の欠陥のために生後10分で死亡した。すぐに死亡したものの、絶滅した動物の復元ができることが証明された。

恐竜のクローンに成功はありうる?ジュラシックパークの描写

ジュラシックパークはマイクル・クライトンの小説が原作である。のちに1990年に映画化され、人気シリーズとなった。琥珀に閉じ込められた蚊から恐竜の遺伝子情報を抜き出し、それをもとに爬虫類を使って恐竜を卵から孵化させるという発想を使っている。

この方法で恐竜のクローンに成功する?

恐竜のDNAを琥珀の中から取り出して、再現することはできるのだろうか?

実は、ジュラシックパークが執筆された後に、研究がすすみ、時間の経過とともに DNA が分解されるため、この方法では不可能であることが示された。

また、蚊が血を吸った後で消化する過程を通ると、この過程でもDNAは分解されるため、この面からも難しいことがわかる。

さらに、映画ではカエルのを使って失われた遺伝子の情報を埋めるとも解決策が示されるが、カエルでは適さないと考えられている。

別の方法で恐竜のクローンに成功するかも?

一応、現在の遺伝子工学の知見があれば、以下の方法で可能だと考えられている。

まず、完全な恐竜の細胞を見つけ出し、その遺伝子配列を解読する。

その遺伝子配列の通りに、遺伝子を操作して恐竜の細胞を作っていく。

問題は、保存状態の良い遺伝子情報を持った細胞がまだ見つかっていないことなので、今後の発見に期待である。

他の動物の候補

すでに絶滅した動物で、復元の研究が検討されているものは多くいるが、そのうち有名なものには以下のようなものがある。

マンモス

復元の候補としてよく話題にされる。今のところ、復元には成功していないが、世界中で研究がされているので、将来的には可能性がある。

フクロオオカミ

20世紀に絶滅が確認されたが、こちらも遺伝子技術によって復元の方法が模索されている。

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