チンパンジー凶暴化事件まとめ‐女性襲撃,ブルーノ,トラヴィス※グロなし

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チンパンジーは意外と凶暴であることが知られており、凶暴化した事件は世界中で起きています。ここではその関係の事件をまとめてみました。具体的には女性襲撃事件や、ブルーノの凶暴化、あとは事件ではありませんが共食いなどです。

なお、グロ画像はありませんのでその点はご安心ください。

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チンパンジーの凶暴化した事件

チンパンジーの凶暴化した事件をまとめてみました。

パン君が凶暴化して女性襲撃

これは2012年に日本で起きた事件です。

パン君はテレビ番組「天才!志村どうぶつ園」に登場するチンパンジーであり、この番組のマスコット的なキャラクターでした。

しかし当然、5歳を迎えるころになるとほかのチンパンジーの例にもれず凶暴化します。

事件当時パン君は11歳になっており、公演終了後、突然、スタッフの女性研修生に襲いかかりました。女性研修生は顔や腰、足首などをかまれました。

この女性研修生はドクターヘリで熊本市の病院に運ばれ縫合手術を受けましたが、命に別状はなかったようです。

ブルーノが凶暴化して反逆

ブルーノとは、シエラレオネで飼育されていた雄のチンパンジーです。

引用:https://www.rte.ie/radio/doconone/2016/0512/787973-bruno-the-chimpanzee/

2006年に、飼育されていた区域から群れと共に脱走します。

その後、車に乗っていた観光客のグループを群れで襲い、運転していた男性を殴打したり噛みついたりして殺害しました。

ブルーノは現在も逃亡中です。

トラヴィスが女性を襲撃

トラヴィスは、ボストンの民間人に飼育されていたチンパンジーです。

2009年、トラヴィスは飼い主の友人の女性と過ごしていましたが、突如凶暴化し、女性に襲い掛かりました。

このことで女性は一命はとりとめたものの、両目、鼻、上あご、くちびるなど顔面の大半を失い、両方の手を失いました。

数年後に顔面移植を受けました。

チンパンジーの習性もけっこう凶暴?

チンパンジーの生態からもその凶暴さはうかがい知ることができます。

共食いの習性

チンパンジーは共食いをします。別の群れのチンパンジーを襲い、頭を割って食べます。

また、別の猿を襲って脳みそを食べることもあるようです。

一部の霊長類の特徴である「子殺し」も行います。

握力やあごの力の強さ

チンパンジーが凶暴化すると手がつけられないのは、もともと握力や顎の噛む強さが強いことが理由です。

握力は500キログラムを越え、噛む力も人間とは比べ物にならないほど強いです。

まとめ

  • チンパンジーは5歳くらいで凶暴化する。
  • パン君やブルーノの事件が有名。
  • 共食いなどの習性もある。

かわいいお猿さんというイメージは、幼いときだけというのが実像のようですね。

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