【完全版】smells like teen spiritのパクり元はアノ曲で確定?!

音楽
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Nirvanaの代表曲であるスメルズライクティーンスピリットは、パクり元の曲があることがわかっていますが、具体的にどの曲なのかは明らかにされていません。ここでは、それらの候補をまとめ、もっともらしいものを調査してみます。

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カートコバーンの発言

事の発端は、ニルヴァーナの中心人物だったカートコバーンが放った以下の発言です。

I was trying to write the ultimate pop song. I was basically trying to rip off the Pixies. I have to admit it.

(究極のポップソングを書こうとおもっていた。それはピクシーズのパクリを基本にしようとした。それは認めなきゃならない)

カートコバーンのインタビューより

この「ピクシーズからリフをパクって出来た曲」発言から、パクり元の曲が何であるかを推測することが始まりました。これがいわばすべての始まりです。

また、このパクリ元が何なのかはwikipediaでもたびたび書き換えられているなど、一般的には回答が知られていません。

ちなみに、歌詞の内容はウィリアム・バロウズの「裸のランチ」に影響を受けています。:Smells like teen spiritの歌詞の言い換えは何と言っている?

ピクシーズのパクり元とされる曲まとめ

ピクシーズのうち、パクり元なのでは?と考えられているものは次のような候補があります。

Debaser

これは候補としてもっとも有力視されている曲です。

ピクシーズの代表曲でもあり、パクり元としては申し分のないほどの曲ですが、ギターのリフという意味ではそれほど似ているかな?と感じる人も多いのではないでしょうか?

もっとも、こちらのリフも一度きいたら忘れない魅力を放っています。

Gigantic

これは曲の構成が似ていると言われている曲で、その意味ではパクり元かもしれない曲ではあるでしょう。

たとえば、ヴァースから、ブリッジを経て、コーラスに入る、というつくりはスメルズライク~でも行われています。とくにブリッジの「hey paul, hey paul, let’s have a ball」という部分は、スメルズ~の「helo, hello, how low?」という部分と似ています。

たしかに構成はそっくりですが、リフの部分ではそれほどにていません。

これはピクシーズの曲のなかで、カートコバーンがもっともお気に入りだった曲とも言われています。

U-mass

ギターリフのそっくりさではもっとも近いのではないでしょうか?

しかしながら、これはピクシーズの活動の後半に作られた曲ということもあり、この曲が収められたアルバム「トゥロンプ・ル・モンド」は、1991年12月23日がリリースになっています。

一方で、スメルズ~が録音されたのは1991年の5月から6月ということが判明しています。

「トゥロンプ・ル・モンド」のレコーディングはこれの直前の時期に行われたと考えると、スケジュール的にパクるのは不可能と言える時期につくられている、といえそうです。

というわけで、この曲も違いそうです。

本人たちが言及した他の曲!

ピクシーズではありませんが、以下の曲は本人たてが言及していることもあり、パクり元とされることもあります。

Louie Louie

これはリシャール・ベリという人の曲で、なんと1950年代の曲です。まだエレキギターのリフなどはほぼつくられていない時期の曲です。

Richard BERRY "Louie Louie" (1957)

ではどこが似ているかというと、ヴォーカルのコーラスがギターリフそっくりなのです。

これはコバーン自身がこの曲のように演奏するよう指示をだしていたそうです。

More than a feeling

これはボストンというバンドの作った曲です。

More Than A Feeling – Nirvana(Live At Reading)

これはリフのそっくりさでは一番似ているといえそうです。本人たちも、実際にライブでの演奏中に、スメルズ~のイントロの前にあえて演奏するなど、このねたを楽しんでいた様子が伺えます。

なお、この演奏のヴォーカルはベースのクリスノヴォセリックも担当しています。

Godzilla

これはブルー・オイスター・カルトというバンドのつくった曲です。

Blue Oyster Cult – Godzilla

これもリフはややにており、じっさいにメンバーが冗談交じりに影響を受けているというコメントを残しているようです。

結論はやはりdebaser?

うえでいろいろと検討してみましたが、結論としてはdebaserが最も正解に近いのでは、という気がしてきます。その根拠とは、ベースのそっくりさです。ベースの音のみをとりだして聴きくらべてみると、よくにていることがわかります。

Pixies – Debaser (Bass Cover with tabs)

実際に、スメルズ~はクリスがdebaserのベースの練習をしているのをみてカートが思いついた曲という逸話もあるので、「ベースのリフをパクッた」、と考えればつじつまが合うのかもしれません。

まとめ

  • スメルズライクティーンスピリットは、ピクシーズのパクリという公式コメントがあるが、具体的な曲は明かされていない
  • ピクシーズの曲はu-massがにているが、日程的に難しい?
  • 結局、ベースの類似点から、debaserなのではと思われる。

おそらく、今後もファンによって永遠に推測がなされ続ける議題のひとつであると思われます。そういう部分も含めて、偉大な曲の運命といえそうです。