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「クマンバチ(クマバチ)は飛行理論的には飛ぶことができず、クマンバチ自身が飛べると思い込むことで飛んでいる」という風説が出回ったことがあった。しかし、現実には飛行の原理も解明されてきている。その歴史をまとめた。
20世紀:シーナ・ピュー、詩を発表する。
ただしこの詩では、対象はミツバチになっている。風説はこのへんから出回っていたと考えられる。もっとも、クマバチはミツバチ科の昆虫である。
1984 :この時点での飛行理論をそのまま当てはめても飛べないということが明らかにされる。
1992 :ダーパプロジェクトで、飛行マイクロロボットの検証が開始される。・・・昆虫のような飛行ロボットを軍事利用しようという可能性の模索が始まる。
1996 :エリントン、スズメガの飛行模型をつくる。これは飛行の仕組みを再現したもので、等身大の小さな飛行機でまない。
1996 :高速写真で昆虫の研究がすすむ。飛行の羽ばたきがよくわかるようになった。また、空気の粘性の理解が進む。この辺りまでには、クマバチの飛ぶ仕組みはほぼ解明された。
1998 :MAV(昆虫型飛行ロボット)をクロバエを参考に作ろうという試み。・・・黒バエがもっとも飛行ロボットにしやすいという方針。
クマンバチがなぜ飛べるのかを簡単に説明すると以下のようになる。
空気の粘性について、当初は現実と理論での扱いに差があった。また、昆虫の大きさでは大きなものと違って粘性の古見も少し異なる。クマバチはこの粘性を利用して飛んでいる。
クマバチは翼を八の字、単純な上下運動、スイーピング(前後運動)の組み合わせで飛んでいるが、子俺らが翼の周りに渦巻きを作ることで、大きな揚力を生み出している。
クマバチは毎秒200回、翼を動かしているが、これは関節(レシリンでできている)が共振(共鳴)を起こすことで疲れずに激しく羽ばたかせることを可能にしている。
また、平均棍という体の部分がジャイロのように働き、体がぶれずにまっすぐ飛ぶことができる。
・クマンバチとういう方は、じつは方言であるらしい。
・現実としては、昆虫型飛行機より先にドローンが成功し、実用化された。