19世紀

人物伝

フルベッキ写真の西郷隆盛をAIで判定してみたら?生存説を解説!

西郷隆盛とされる写真の判定をサイトでやってみると、面白い結果が?! フルベッキ群像写真の西郷隆盛をサイトで判定 フルベッキ写真の人物 フルベッキ群像写真には西郷が移っているといううわさがあり、その人物とはフルベッキの後ろにいるいかつい顔つき...
その他

仇討禁止令はなぜ出た?臼井六郎は最後の仇討ではなかった?

仇討禁止令をめぐる歴史にについて解説する。 仇討禁止令はなぜ発布されたのか 1873年2月、仇討禁止令が発布される。明治6年のことであり、明治にはいっても仇討ちがあったことがわかる。 仇討禁止令が出た理由は以下のように整理できる。 当時は文...
人物伝

佐久間象山の天才発明まとめ!-地震予知器、テレガラフ他

佐久間象山は幕末の研究者である。当時としては先進的な電子工作を行って実験までしている。ここでは、佐久間象山の発明や発見をまとめた。 佐久間象山の天才的発明 今から見ると不思議なものもあるが、多くは、電子工学でいまでも使われるものである。 地...
永久機関

実在の永久機関15:シンガーの永久鐘-ギネス記録を持つ永久機関?

電気の時代が幕を開けたときに夢見られ、実際に作られた、長く働き続ける機関のひとつである。作られた当時に比べて動きは少なくなっているものの、今でも鳴り止まない鐘である。保存されている場所からオックスフォード・エレクトリック・ベルという名前でも...
人物伝

実在のエジソン・ノートとテスラ・ノートに書かれた発明と謎

おなじ発明家という経歴を持つエジソンとテスラは、ノートに大量のメモを残しており、そこには日々の発想が書き込まれている。それらのアイディアの中には、生きているうちには実現できなかったものも含まれる。それらについて解説する。 エジソン・ノート ...
永久機関

実在した永久機関11:ベインの永久時計

大気や地球からエネルギーを供給することで、ずっと動き続ける機関を作ろうとする試みは実際にあった。これは荒唐無稽とは言い切れず、原理的には可能な現象が存在する。これをつかった時計を解説する。しかし、いかさまも多く現れた。 ベインの永久機関(永...
生物

南方熊楠と粘菌の逸話を詳しく解説!-古文書に書かれた粘菌

明治期の日本の万能学者として知られる南方熊楠は、粘菌(変形菌)の研究を長くしていたことで有名であり、昭和天皇に標本を献上したことも有名である。それ以外にも、ながく研究していただけあって、粘菌のエピソードにことかかない。それらを解説する。若干...
科学VS宗教

ノアの箱舟と地質学

聖書に書かれているノアの洪水の話は、地質学によって破綻していく。また、生物を全部一つの大きな船に乗せることができるのかという疑問などが沸き起こり、キリスト教の関係者がその解説に四苦八苦した様子がわかる。その歴史の年表である。 創世記が嘘だと...
人物伝

ウェーバー、ヴェーバー、どっち?違いは?→両方正解!

ドイツの社会学者として有名なマックス・ヴェーバーであるが、マックス・ウェーバーという表記も多く見られる。別人なのか同一人物なのか迷った経験がある人も多いかと思われる。その原因などを解説した。 ウェーバーやウィトゲンシュタインなど、ドイツ人研...
医療

「お医者さんの頭についてる鏡」の歴史

イラストのお医者さんの頭には、必ず円盤型の鏡がついているイメージがあるが、これはもともと喉などを見る必要性から発明された。その歴史をふりかえる。 お医者さんのパブリックイメージ あれなに? 日本では、額帯鏡(がくたいきょう)という。英語では...
その他

村八分の実例・語源まとめ-英語訳も

村八分の実例、語源などをまとめた。コロナウイルスの影響であらためて注目された風習でもある。 村八分の基本村の生活に必要な「冠、婚、葬、建築、火事、病気、水害、旅、出産、年忌」の10個の行事のうち、火事と葬式をのぞく8個のものについて手伝わな...
軍事

ラストサムライの戦いのモデル-器械戦争,神風連の乱

映画「ラストサムライ」のラストシーンでは、刀ややりを使った旧式の侍と、新兵器を備えた新政府軍の戦いが描かれ、時代の変わり目を演出している。これにはモデルになったと言われる佐賀の乱、神風連の乱などがあった。 佐賀の乱 これは佐賀藩の資料でも「...
論争

麻酔の発明者は誰?-そして誰もいなくなった

麻酔の発見は、複数の人物が同時期に偶然の発見をしたことで生まれた。しかしこのことで、先取権をめぐって争いが起こってしまった。結局、登場人物たちはみな不幸な末路を迎えてしまった。 年表 気体の研究がきっかけで麻酔作用の発見にいたる。 麻酔発見...
永久機関

実在した永久機関8:オルドリッチの永久機関

オルドリッチという男が19世紀末に起こした永久機関にまつわる詐欺事件。 年表 1890年代:J.M.オルドリッチ、永久機関の制作に取り組む。この過程で、うまくいかないことに気づいていた。 1897:ペンシルベニア州で展示。この時は勝手に動く...
永久機関

実在した永久機関7:ウィリスの永久機関

1850年代に、アメリカでのウィリスという男が、永久機関を製作したと主張した。彼はこれを公開して入場料を取った。しかしながら、これは当時ひろまった技術だった圧縮空気をつかったインチキであった。 ウィリスの永久機関 ウィリスの永久機関の展示 ...
軍事

ブラックジャック(武器)について詳しく解説!歴史・語源は?

砂を使った武器として有名なブラックジャックの歴史を年表でまとめた。 年表 19世紀後半 :フランスあるいはドイツで作られるこの時は棍棒の先端に革をかぶせたもの 19世紀末:鉄くずや鉛玉を皮袋の中に詰め、しなるようにした。・・・打撃面積が大き...
人物伝

ブルバキのモデル!実在のブルバキ将軍の生涯を解説!ブルバキに娘がいた?

匿名の数学者たちの集団のハンドルネームである二コラ・ブルバキには、モデルといわれている同名の将軍がいる。その生涯について詳しく解説する。 実在のブルバキ将軍の生涯 シャルル・ドニ・ソテル・ブルバキ (1816~1897)フランスの軍人。 ブ...
航空宇宙

蒸気機関の飛行機の歴史―空飛ぶ蒸気機関があった?!

本当にあった空飛ぶ蒸気機関の歴史について書きます! 歴史と考察  ガソリンエンジンで人類が飛行に成功する以前、蒸気機関で空を飛ぼうとする試みが繰り返された。結局、安定的な飛行と呼べるものは成し遂げられなかったが、「一応、浮いた」くらいの成果...
航空宇宙

SF「月世界旅行」と科学者-ロケットの黎明期

SF「月世界旅行」とロケット技術の関係について書きます! VR空間内での実物大のロケット。左から、ドイツのV2、ソ連のボストーク、アメリカのサターンV 歴史と考察  19世紀のSF小説が科学誌に大きな役割をもたらした。ヴェルヌの月世界旅行と...
数学

4色問題(四色問題)の反例が発見された?!

四色問題は、長い間解決されなかった難問であるが、その過程で、反例と思われるものが提出されたことがある。それを年表でまとめた。 なお、証明方法が間違っていることを示すものであって、四色問題そのものの反例ではない。よって、すべて4色あればぬれる...