20世紀の末になると、インターネットの分野にブログが登場した。これまで情報発信はマスメディアが圧倒的な役割を占めていたが、ブログは世界中の多くの人々に情報発信をする手段を与えた。動画などとの連携ができるようになり、発信方法も多様になっている。
年表
1990代半ば:オンラインで日記のようなものをかく動きが登場
1997:ジョーン・バーガー、web上の日記のようなものをさすWeblog(ウェブログ)という言葉をつくる。・・・これが縮まってブログという言葉がうまれたという見方もある。
1998:最初のブログ支援サイトOpen Diaryが登場。コメント機能の追加。
1999:エヴァン・ウィリアムズらのサービス、Bloggerが開始される。・・・ブロガーという言葉はウィリアムズが作った。
2002:上院議員のコメントがブログに注目される・・・政治的な動きに結びついた例。
2003:wordpressがサービス開始
2005年頃:イスラエル政府、政府としての公式ブログを開設
2000年代:広告やアフィリエイトとの連帯が可能になる。
豆知識
・ジョーン・バーガーはWeblogという言葉にこだわりがあったようだが、結果として主流にはなっていない。
・エヴァン・ウィリアムズはツイッター社のCEOになった人物。
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考察
・ブログは終わったのか?
2010年代の半ばくらいから、ブログは終わった、というような言説もちらほらとささやかれるようになった。おそらく動画サイトなどでの情報発信が盛んになってきたからと思われる。
しかしながら、文章を書くという情報発信は基本的なやり方であり、衰退しても細々と続いていくことが予想される。また、まだ高齢者はネットが当たり前でない世代がほとんどなので、そういう人がネットが当たり前の世代に置き換わってからが本当に終わったのか見極める時期になると思われる。