6Gはいつから?デメリット・何ができるかも解説!

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次の世代の通信技術として期待されているのが6Gです。これの予定やデメリット、できることについて記述しました。

なお、6Gは具体的な定義はバラバラになっていますが、ざっくりとした目安としては、

100Gbpsの高速大容量
1ミリ秒以下の低遅延
1平方キロメートルあたり1000万デバイスの多接続

というのが定義になっています。とくに、100Gbpsという、ついに一秒あたりのギガ数が100の大台に乗るのが注目されています。

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6Gはいつからを予定?

6Gは、まだすぐに商用化されるというわけではありません。国際電気通信連合の見立てでは、2030年以降に出現すると予想されています。

現状での研究段階での記録では、2022年1月、中国の研究チームが、テラヘルツ周波数帯域内の環境で初めて、206.25ギガビット/秒のデータレートの世界記録を達成したと主張しました。

6Gのデメリット

デメリットといわているものや予想されるものをまとめました。

発熱問題

6Gではたくさんの情報が短時間で送られる一方で、携帯端末が必要な処理に耐えられない場合、発熱がいまよりひどくなるという懸念がされています。端末の側も、高速な処理ができるような回路を実装しておく必要があります。

電池の消費

こちらも上のデメリットと似ていますが、高速での処理が必要になる都合上、電力消費が激しくなるという懸念がされています。電池が古いままだと、頻繁に充電の必要があるとするとデメリットですね。

電池の技術に関しても、世代交代が必要になってくるといえそうです。

電磁波の人体への影響

電磁波の進歩にともなって昔から懸念されているのが人体への影響です。

これについては、研究の段階で動物への影響があるかを検証したうえで商用化されるので、その結果によっては使途が限定される可能性はあります。

ただし、電磁波の悪影響は決定的なデータはいまだに報告されていないので、あまり心配はないものと思われます。

何ができる?期待されている技術

ピアノ演奏をしているCMを見たことがある人も多いかと思いますが、これは高速通信によるリアルタイムな動作の同期を実現するためのデモンストレーションでしょう。

そのほか、低遅延を利用した応用技術としては、遠隔での手術がより安全にできるという用途が考えられています。

モノのインターネットIoTの応用事例として、今以上に同時に接続できるデバイスが増えるので、IoTがより活発になるとも考えられています。

これまでの○Gの歴史

これまでの通信技術の世代を年表で解説します。

なお、数字は世代が何代目かを表し、Gはジェネレーション(世代)の意味です。

最初は0G~1G

通信技術の世代は、もっとも古いものはゼロジーと呼ばれています。

これは、自動車にのせるための電話を実用化するための技術としておもに発展しました。

1Gでは、無線通信の普及に役立ちました。

0G、1Gは、アナログによる無線通信でした。この時代には、機器そのものもおおきく、機能も通話のみでまだあまり携帯電話と呼べるものにはなっていないです。

2Gから4G

ここからデジタル通信による無線通信の歴史が開始されました。Gがひとつづつ増えるたびに、bpsの数値もやく100~1000ずつ増えていきました。

5G

もっとも最近商用化された世代としてかなり話題になったのが5Gですね。人体への影響などについてニュースが飛び交ったのを覚えている人も多いかもしれません。

数十Gbpsや1キロ平方メートルあたり100万台の接続など、多くの数値が飛躍的に増えました。

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