天文学のセレンディピティ

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天文学では遠くにある、直接目には見えないような星々を扱うが、その過程ゆえに偶然によって大発見につながったケースが多くあった。

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年表

ビッグバン

1964 :ペンジアス、ウィルソン、もともとは大気圏の外からの電波を拾う研究をしていた。

同時期:ノイズを除去するためあらゆることを試したが、消えなかった。二人は鳩の糞の掃除までしたが、消えなかった。

1965 :ピーブルス、背景放射の発表をする、これが二人の耳に入り、意見交換。ノイズは背景放射の証拠とわかった。

1975 :ペンジアス、ウィルソン、ノーベル賞

パルサー

1967 :ベル、ヒューイッシュ、もともとはラジオ波が惑星間通過するときにまたたくかどうかで波源をしらべる研究をしていた。

1967:ベル、真夜中に規則的な放射が現れることを発見。

その後:発信源の正体は中性子星と断定。パルサーの発見でヒューイッシュはノーベル賞受賞

冥王星 

1978 クリスティ、冥王星の写真を捨てようとしたらスタースキャンが壊れる・・・スタースキャンとは、この時代に使われていた写真乾板を使う観測機械

技師が直している間に、冥王星の写真を調べたら、過去にも同様の歪みがあることがわかる。これを調査しようとひらめいた。

その後:謎の歪みの正体は冥王星の月と判明。冥王星にも衛星があることがわかった。

ガンマ線バースト

これは軍事技術が天文学の大発見につながった珍しい例

1960代: ガンマ線バースト、核実験監衛星Velaが発見。地球外からの信号と判明した。

その後、観測機器の進歩でしだいに正体が絞られていった。

1997 :70億光年より遠い宇宙から来ていると明らかに

豆知識

・鳩の糞のことを、ペンジアスとウィルソンは上品に「白色誘電物質」と呼んだ。

・パルサーの規則的な信号が宇宙人によるものと考えた「LGM(リトル・グリーン・メン)仮説」は有名。