2020年代、うるう秒の次回はいつ?2022年?

天文学
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閏秒は、原子時計と実際の生活上での時間を合わせるために、数年に一度の割合で挿入される1秒である。この次にある2020年代の閏秒はいつになりそうかを解説した。また、閏秒の歴史についても解説した。

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2022年の閏秒

一応、閏秒の挿入の可能性は0ではない。

2022年の閏秒

次に閏秒が挿入される可能性があるのは、直近では2022年の6月30日である。しかし、あくまで可能性であって、確定ではない。

これは、地球の自転が最近ほんのすこしずつはやまっているらしいことが原因で、結果として1秒の誤差を補正する必要がなくなるかもしれないためである。

存在したかもしれない2021年の閏秒

2021年には12月末に閏秒が挿入されるかもしれないともともとは言われていた。しかし、半年前の7月に閏秒を管理するIERSが「2021年の閏秒の導入はない」とアナウンスしたため、挿入されなかった。

このように、閏秒は挿入するかしないか数ヶ月前にアナウンスされるのが通例である。

閏秒の瞬間の時計

閏秒の瞬間には、時計に60秒が表示されることになる。動画にも納められている。

Leap Second 2009 / うるう秒

当然、自動であわせる機能がない時計は、閏秒は挿入されないので、自分でつぎの時報などにあわせて時刻設定をする必要がある。

閏秒は6月30日か12月31日に挿入されることになっているが、地域の問題でっ翌日に反映されることもある。

閏秒の歴史

最初の閏秒

1972年に世界で最初の閏秒が挿入された。これいこう、地球の自転の平均速度と時計のずれを0.9秒以内に押さえるため、数年ごとに一度閏秒が挿入されるようになった。

自転による遅れが1日につき0.002秒蓄積していくため、これが1.5年たつと

0.002×365×1.5=1.095

となり、およそ一秒の蓄積となる。実際に、70年代などには1年ごとに閏秒が実施されており、今から考えると結構ハイペースとも思える。

しかしながら、地球の自転はわずかながら一定ではなく、長期的にはゆっくりと遅くなっていくので、じっさいには1.5年ごとといったハイペースに挿入はされない。

これまでは合計27回、実施された。

閏秒廃止論

閏秒にはシステム上の問題から廃止すべきとの議論もあるが、2012年、2015年の会議でも結論が先送りにされた。このことから、今後も当面は使われる見込みである。