名探偵コナンは日本を代表する推理ものの漫画・アニメですが、まれに推理のミスが起こります。ここでは、それらの推理ミスや、それに類する推理のながれをいくつかまとめてみました。
※ネタバレを含みますのでご注意ください。
推理ミス
推理ミスの回は、自然に周囲の人物に焦点があたるような演出になっていることが多いようです。
シンフォニー号事件連続殺人事件
名探偵コナン公式から本編がアップロードされているので、推理の道筋についても確認できます。
この話はコナンと服部平治が両方登場し、双方がうまく推理できないという意味でも珍しい回です。
豪華客船のうえで連続殺人事件がおき、その真犯人を推理するという流れです。この船の上で起きることは焼死体の発見、船からの落下など、次々と人が消えていく、というものです。
コナンは犯人が焼死体で身元を偽装して、実は生きていたと推理しますが、実際は異なりました。
真犯人は被害者の自演をして目をそらさせるという方法をとりますが、最終的には証言から真犯人が明らかになります。
水平線上の陰謀(ストラテジー)
これは2005年の劇場版(シリーズの第9作目)でおこった推理ミスです。
容疑者によるアリバイトリックから犯人を推理しますが、じつは真犯人その計画を利用して自身の復習を実行していたという構造でした。
推理ミスで現場を離れている隙に更なる殺人が実行されようとしますが、毛利小五郎が真相にたどり着いていたため、真犯人の計画は頓挫しました。
毛利小五郎の推理の方が正しかった、という珍しい幕引きとなりました。
この映画は小五郎にスポットライトが当てられており、推理で活躍する場面が多く見られるので、映画シリーズのなかでも必見です。
誘拐犯の見当違い
歩美たち少年探偵団が遊んでいる最中に誘拐されるという事件が起きます。
これでコナンは少女連続殺人事件と関係があると推理し追跡を開始します。
しかし、少年探偵団が犯人と思ったのはただの演劇部の部員で、誘拐の犯人だというのは推理ミスでした。
この回では、最終的には真犯人は警察が取り押さえ、誘拐事件は解決しました。
まとめ
- 名探偵コナンでも、まれに推理ミスをする回が描かれることがある。
- その場合は、周辺の人物によって解決されることが多い。
今後もこのような推理ミスの回は、ごくまれなペースで増えていくと思われます。