ソリティアはトランプカードでできる一人遊びです。なかでも、クロンダイクという名称のソリティアがよく知られており、ウィンドウズに搭載されていることでも有名です。ここでは、ソリティアを攻略するコツやなどを解説します。
ウィンドウズでは左下の虫眼鏡をクリックして「solitaire」と検索すればすぐに出てきます。

ソリティアの攻略のコツ
ソリティアはいくつかの種類がありますが、ここではクロンダイク(最も有名なルール)のドロー1(1枚ずつカードをめくっていくルール)についてコツを解説します。
カードを置く場所は以下のように山札、組札、場札という風に呼ばれます。

山札の移動より場札の移動を優先する
山札をめくって場札に加えることができる状況でも、場札内ですでに移動できる札がある場合があります。この場合は、山札の移動よりも、場札を移動したほうが無難です。
そのほうが、移動した札の下にある裏返しの札を開くことができ、次の展開につながるからです。
移動できる札が複数ある時は、裏返されている枚数の多い列を優先する
ゲーム中、移動できる札がいくつかあるときは、裏返されている札が多い列のものを移動するとクリアに近づきます。
これは、その列に隠されているカードが少しでも減ったほうが、あとでそこに必要なカードが隠れているせいで詰む、という状況をなくせるためです。
また、裏返されている枚数が減ったほうが視覚的にも気が楽になってはかどります。
最初期には右側に行くにしたがってカードの伏せる枚数は増えるため、基本的には右側の列を優先させることになると思います。
列の途中を動かして組札に移動する
クロンダイクでは、組札に列の途中から1枚引き抜いて入れることはできませんが、列の途中から、別の列に移動することはできます。
これを利用し、コツとして、以下のように裏返しの札を表にすることができます。
列のもっとも奥にある表向きのカードが組札に入れられるときは、そこから上の部分に移動先があるとき、上の部分を移動したうえで奥の表向きのカードを組札に入れてしまえば、裏返したカードを開くことができます。

上の例では、まずクラブの4を組札に入れてしまえば、次に隣の列にあるスペードの4を同じ場所につけることができ、スペードの4の下の裏向きのカードを開くことができます。
キングを置く列を確保する
列の場所に空きがあるときは、キングをそこにいつでも置くことができます。
これを利用すると、キングが出た時にそのあいている列に移動してしまえば、キングの下の裏向きカードを開くことができます。

また、その開いたカードが連鎖的にキングの下につけることも運が良ければ可能です。
ソリティアに必勝法はあるのか?
ソリティアに必勝法はあるのか?というのは数学的にも興味深いテーマです。
これは結論から言うと、カードが伏せられているということから運の要素も絡んでくるので、必勝法はないというのが知られています。
たしかに、多少慣れた一般のユーザー目線でもクリアできるときとできないときがあるので、この結果は直観にもあっています。
確率的には、熟練したプレーヤーであれば80パーセント程度の確率でクリアすることができるという結果が得られているようです。
Windowsでできるソリティアのコツ
Windows10では、ソリティアの種類が豊富に実装されており、クロンダイク以外にもいくつかのソリティアが遊べます。
昔のウィンドウズでは、単にゲームができるだけで攻略法を教えてくれたりはありませんでした。
しかし最近では、ゲームのルールを教えてくれる機能があり、ルールにはない動かし方をしていると教えてくれるので、ルールがわからない人でも遊べる仕様になっています。
詰みになってしまったと思った時でもAIがアシストしてクリアできることもあります。コツを覚えるのに効果的です。
まとめ
ソリティアのコツをまとめると以下のようになります。
- 場札の移動を優先する
- 枚数の多い列を優先する
- 途中で動かして組札に移動する
- キングを置く列を確保する
ソリティアはすっかりウィンドウズの定番のゲームになった感があります。ウィンドウズをお使いの方は左下の検索からアプリを出して遊んでみましょう。