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数学

解の公式の歴史!作った人・誰が発見者?解の公式の呪い?

方程式の解の公式はどのように発見されていったのかの年表。1次方程式、2次方程式の解の公式は古代から知られていたが、3次方程式までに実に3000年近い時間の開きがある。なお、本文中に示した解の公式は、未知数にに記号がついていない場合のものであ...
生物

ダーウィンの進化論と教会-科学VS宗教の最終戦争

ダーウィンが「種の起源」で進化論を打ち出すと、これは数年のうちにベストセラーになったものの、教会から聖書の教えに反するとして攻撃が加えられた。結果として、この抗争は科学と宗教の最終戦争の様相を呈していく。この論争ののち、科学の成果に対してキ...
物理

放射光科学の歴史

物理が進歩した結果として思わぬ発見がなされることは多くある。放射光もその内と一つといってよい。大きな加速器を作ることに人類は成功したわけだが、その実験の過程で、放射光が発見された。のちに実用的な面も認められることになり、研究がつづけられてい...
生物

人名がついたペンギンまとめ

動物園で人気のペンギンには、人命に由来して名づけられたものが多くいる。その元ネタになった人物の人生と功績を年表でまとめた。 人名が付いたペンギンまとめ マゼランペンギン 1480ころ:マゼラン、生誕。 1519:マゼラン、世界周航に出発。 ...
工学

ファジィ理論の歴史

20世紀になってから、あいまいな対象を数学的に取り扱おうという理論が考案された。しかしながら、これは従来の西洋の考え方であった「曖昧性を排除したモデル」という考え方とは相いれないものであり、当初はあまり評価されなかった。 のちに、工学や機械...
占星術

占星術の歴史2【古代・中世欧州】

占星術は古代ギリシア・ローマ時代を通じてヨーロッパに広まった。中には、天文学者としての側面が今日でも知られている人もいる。この時代においては、占星術師と天文学者は必ずしも分化していなかった。 また、キリスト教との対立が明確になっていく。 年...
生物

生命の定義の歴史-生命とは何か?

人間が抱き続けてきた疑問の一つに生命の定義の問題がある。その考え方に関する年表である。人類が顕微鏡を発明し、細胞を発見してからの議論の発展がいちじるいしいのがわかる。 現代では、生命(生物)の定義は複数あるとされ、いかの条件を満たすものとい...
人物伝

ルジャンドルとラグランジュの違い

日本人からするとなんとなく名前の語呂が似ているので、よくややこしくなりがちである。また、生きている期間がほぼかぶっていたりするので、よけいややこしくなる。ふたりの生涯を年表にし、似ている点と異なる点をまとめた。 人物年表 1736:ラグラン...
人物伝

数学者としてのゼーバー-ガウスのかませ犬

今回は「ガウスのかませ犬」といわれてしまったゼーバーの人生について、詳しく説明する。また、彼の業績についても取り上げる。 ゼーバー:2次形式に関する値の上限が3以下であることを、600個の例を使って示しました。本当は上限は2以下だと思います...
数学

角の3等分の方法が発見された?!

不可能な作図問題の代表例として知られる角の3等分。ただし歴史上には、解いたという主張をする人があとを立たなかった。この失敗の歴史について解説する。関連:ネウシス作図!定規・コンパスのみで角の三等分【動画】-作図可能な具体例 角に挟まれた円弧...
裁判ファイル

発明裁判ファイル:ソフトフェライト

日本が重要な貢献を早くからしていたソフトフェライトの研究。これは磁心につかわれる材料であり、これの研究では日本が独自の研究成果を出していた。また、実用化に関しても東京電気化学(現・TDK)が生産を開始していたが、そこに挑戦してきたのがオラン...
情報

ブログの歴史

20世紀の末になると、インターネットの分野にブログが登場した。これまで情報発信はマスメディアが圧倒的な役割を占めていたが、ブログは世界中の多くの人々に情報発信をする手段を与えた。動画などとの連携ができるようになり、発信方法も多様になっている...
元素

フッ素の歴史-人殺しの元素

フッ素の単離は極めて難しく、その毒性から研究者のいのちを何人も奪っている。そして、「元素のティラノサウルス」というあだ名がついた。これだけ人を殺している元素も珍しい。 年表 1670:蛍石に濃硫酸を加えるとガラスも溶かす液体がでると判明、フ...
生物

生命の起源 研究の歴史

生命の起源を求める研究は、人類誕生以来の研究課題であり、大勢の人々が関心を持った。しばらくは自然発生説が信じられていたが、その後、否定される。その後は、宇宙からやってきたという説と、原子の海で化学的に生まれたという説が起こった。現状では、実...
永久機関

永久機関の歴史5:永久機関が死んだ日-エネルギー保存則と特許庁

永久機関を作ろうとする試みはすべて失敗に終わった。近代に入ると、学術的な観点や、実用的な観点からも発表などが禁じられるようになる。 年表 学会からの否定 1775:プロシア科学アカデミー、永久機関の議論は受け付けないと発表 1824:サディ...
永久機関

第2種永久機関の実例-ゼロモーター、トリプラーの永久機関、水温で進む船

熱の移動を利用して動き続ける第2種永久機関は、エネルギー保存則と熱力学第2法則の発見後も試みられていた。その例がトリプラーの液体空気機関である。液体空気を低温側、大気を高温側として装置を動かし続けようというもの。しかし、摩擦熱で低温側が温度...
永久機関

実在した永久機関2:コックスの永久機関-唯一成功した永久時計!?

18世紀に、「ずっと動き続ける時計≒永久機関」を実際に作り上げた男がいた。ジェームズ・コックスという時計製作者がその男である。ただし、もちろんエネルギー保存則に反するものを作ったわけではない。 永久機関といっても、大気圧の変化から水銀の荷重...
数学

リーマン予想 証明への歴史

現在おそらくもっとも有名な数学上の未解決問題であるリーマン予想の歴史。人類が長年興味をもっている素数についての最大級の課題であり、これが証明されれば恩恵は計り知れない。リーマン予想は大半の数学者が死んだと考えているようだが、はたしてその真偽...
数学

ポアンカレ予想 証明の歴史

100年規模で未解決だった数学上の難問として知られたポアンカレ予想の年表である。ポアンカレ予想はトポロジーの発展につながったが、最終的な証明は、トポロジー以外の分野の要素が多く盛り込まれた方法で達成された。この予想の証明に人生をかけて精神を...
経済

財政破綻論はいつから?詳しく解説!

日本が国債を発行するようになってから、借金で破綻するという勘違いが日本に蔓延し、日本の発展にブレーキがかかった。しかしながら、国家は家計とは異なり通貨発行ができるので、これを将来世代の増税で返済する必要はない。:財政破綻論の外れ続けた予言 ...