日本

地学

火山噴火予測の歴史-当たった予測もある!

火山の噴火予測は、地震の予測と似ている部分が多い。両者とも、被害が大きくでる災害であることはもちろん、地中の変動を観測する。その歴史をまとめた。 火山噴火予測の歴史 火山の研究がきっかけ 紀元前:火山の研究がはじまる。プリニウスがヴェスヴィ...
医療

新型コロナワクチン接種体験記-副作用・副反応は?

新型コロナウイルスに対するワクチンを接種する機会があったので、その体験を時系列でまとめた。今回はmRNAを使ったワクチンということもあり、副作用・副反応などはどうだったのか記録しておく。というわけで科学史の発展のためのモルモットになってみた...
軍事

特攻の父も騙された!水からガソリンができた?

第二次大戦の時期の日本で、「石油の生成に成功した」という触れ込みで詐欺をはたらいた事件が多発した。その男は本多と名乗り、当時の軍の上層部を騙したが、インチキであった。 年表 水からガソリン事件 1930代 日本海軍燃料厰に「水からガソリンが...
消された歴史

財政破綻論の外れ続けた予言まとめ

財政破綻論の「何年までに破綻する」という予言の数々を集められる限り年表でまとめた。これらの予言とともに財政破綻論は平成期の日本を席巻してきた。:財政破綻論はいつから?詳しく解説! なお、以下に乗せたのは一部であり、実際はもっと多い。重要なこ...
時事

聖火リレーのうるさい宣伝車問題まとめ

聖火リレーが始まったが、スポンサーの宣伝車がうるさいという問題が持ち上がった。その問題点を時系列とともにまとめた。動画を再生するときは音量に注意しましょう。 宣伝車の種類 赤い宣伝車は日本生命、あとはコカ・コーラも赤い宣伝車でパレードしてい...
軍事

地政学のタブー視の歴史

地政学は戦時中、戦争に利用されたというイメージから、戦後、敗戦国ではながらくタブー視されてきた。最近では地政学がブームになっていることもあり、その歴史を振りかえる。 戦争への関与 大日本帝国が掲げていた大東亜共栄圏は、地政学的にはハウスホー...
その他

安部公房と三島由紀夫の対談の内容!三島は死を暗示していた?

安部公房と三島由紀夫は、言うまでもなく20世紀の日本を代表する作家であり、両者ともノーベル文学賞クラスの作品を世に送り出している。そんな彼らの対談が実現したことがあった。今回は、彼らの対談の様子を抜粋して探る。三島が死を意識したような個所が...
工学

ロボットスーツHALの歴史-TVcmにも登場したHAL

テレビCMも放映されるなど、注目されるロボット技術であるHALの歴史についてまとめた。 年表 1987:HALの研究が開始。 同時期:このとき、HALを繰り返し使用することで神経のフィードバックが行われ機能改善が起こるという仮説も同時に構想...
その他

安部公房の発明チェニジーについて詳しく解説!

安部公房の作品には不思議なかおりのする発明が多く登場する。現実世界でも、発明の才能があったのは確実で、冬にチェーンを巻く際に面倒くささを感じ、ひらめいたのがジャッキいらずで巻くことができるチェーンである「チェニジー」であった。 このとき本人...
その他

ユープケッチャは実在する?エピチャム島とは?-モデルになった虫は?

安部公房の長編小説「方舟さくら丸」およびその前日譚「ユープケッチャ」にはユープケッチャという虫が登場する。これは結論から言えば安部公房の創作であるが、その生態をまとめた。以下、ネタバレ注意。あと下ネタ注意である。 ユープケッチャ概要 ユープ...
その他

自己責任論はいつから?-氷河期ロスジェネ、ひとり親、新型コロナ

日本における自己責任論の歴史を年表にまとめた。なお、自己責任とは本来「自分の責任のもとで法的な権利を行使する」といった意味で、単純に「お前の選択が悪いんだ」という意味ではない。 平成日本の自己責任論 借主責任論 1990年代はじめ:バブル崩...
軍事

石原莞爾の戦争プラン・予言-「私が指揮すれば勝てた」

石原莞爾は日本の将来について、独自の予言をしていることで知られる。主著である「世界最終戦論」でも、予言をふくめ将来予想のようなものを多く残しており、中には技術的なものもあるので興味深い。『世界最終戦論』の流れも含めて年表にした。ここでは、そ...
裁判ファイル

発明裁判ファイル:ソフトフェライト

日本が重要な貢献を早くからしていたソフトフェライトの研究。これは磁心につかわれる材料であり、これの研究では日本が独自の研究成果を出していた。また、実用化に関しても東京電気化学(現・TDK)が生産を開始していたが、そこに挑戦してきたのがオラン...
経済

財政破綻論はいつから?詳しく解説!

日本が国債を発行するようになってから、借金で破綻するという勘違いが日本に蔓延し、日本の発展にブレーキがかかった。しかしながら、国家は家計とは異なり通貨発行ができるので、これを将来世代の増税で返済する必要はない。:財政破綻論の外れ続けた予言 ...