アメリカ

人物伝

ジョー・ニューマン-永久機関芸人?【しくじり科学者3】

永久機関を作ったのみならず、そのマシンの特許が受け入れられなかったことをきっかけに訴訟をおこし有名になった人物の生涯をまとめた。彼はある種のヒーロー(?)となった。 ニューマンの生涯 1980年代:ニューマン、出力が100%を超えるモータを...
永久機関

実在した永久機関8:オルドリッチの永久機関

オルドリッチという男が19世紀末に起こした永久機関にまつわる詐欺事件。 年表 1890年代:J.M.オルドリッチ、永久機関の制作に取り組む。この過程で、うまくいかないことに気づいていた。 1897:ペンシルベニア州で展示。この時は勝手に動く...
永久機関

実在した永久機関7:ウィリスの永久機関

1850年代に、アメリカでのウィリスという男が、永久機関を製作したと主張した。彼はこれを公開して入場料を取った。しかしながら、これは当時ひろまった技術だった圧縮空気をつかったインチキであった。 ウィリスの永久機関 ウィリスの永久機関の展示 ...
生物

「クマンバチは飛べない」の元ネタはこれ?!

「クマンバチ(クマバチ)は飛行理論的には飛ぶことができず、クマンバチ自身が飛べると思い込むことで飛んでいる」という風説が出回ったことがあった。しかし、現実には飛行の原理も解明されてきている。その歴史をまとめた。 クマンバチが飛んでいるところ...
情報

Wikipediaの歴史

もはや説明は不要だが、ウィキペディアについてである。Wikipedia計画の起源と、その発展についての年表。wikipediaはいかにして調べものサイトの頂点に上り詰めたのか? wikipediaのロゴ、各国語でウィキペディアと書いた時の頭...
工学

スパイダーマンの人工の蜘蛛の糸の成分について解説!

蜘蛛の糸を人工的に作ろうという試みは昔からあり、かつフィクションなどでも有名である。その最新の成分や歴史をまとめた。 スパイダーマンでおなじみ 蜘蛛の糸の成分と特長 強度鋼鉄の六倍の強度伸延性30%以上、切れずにのびる再利用性新しい網の80...
機械

マニピュレータの歴史を詳しく解説

ロボットハンドの通称で知られるマニピュレータの歴史を解説する。 年表 戦時中:テレオペレータの開発・・・これは部屋の中にマニピュレータがあり、外から人がまどで中を見ながら操作できるというものだった。原子爆弾の研究などもあり放射性物質の操作を...
日用品

自動運転の交通事故まとめ-日本での事故は?

自動運転は注目されている技術だが、それに伴い死亡事故などの事例が発生してきている。その年表である。なお、自動運転にもいくつか段階があり、運転者を補助するものは運転支援、完全に自動で走るものは完全自動運転といわれる。 事故の年表 運転支援での...
物理

エーテルが検出されたことがあった?!

マイケルソン・モーリーの実験で、エーテルは検出されなかったが、エーテルが検出されたという報告がされることもあった。その年表である。 結局、測定されるべき値は検出されず、相対性理論の登場によりエーテルは否定された。 エーテル仮説 光の伝達に必...
日用品

ポストイットの歴史

付箋の代名詞ともいえるポストイットの年表。これの歴史には失敗と偶然が重なった面白い歴史を持っている。偶然が生んだ世界一有名な文房具といってもよい。 年表 1970:3M社のスペンサー・シルバー、「一時的に貼れるがすぐに剥がれる接着剤」を開発...
永久機関

実在した永久機関5:ガラベド計画

19世紀~20世紀初頭までのアメリカでの「永久機関への熱狂」の一つである。この計画を立案したのは、ガラベド・ギラゴシアン(ジラゴシアン)という男で、議会をも巻き込んだ騒動に発展した。永久機関ができたと勘違いしてしまったというのがオチであった...
物理

放射光科学の歴史

物理が進歩した結果として思わぬ発見がなされることは多くある。放射光もその内と一つといってよい。大きな加速器を作ることに人類は成功したわけだが、その実験の過程で、放射光が発見された。のちに実用的な面も認められることになり、研究がつづけられてい...
情報

ブログの歴史

20世紀の末になると、インターネットの分野にブログが登場した。これまで情報発信はマスメディアが圧倒的な役割を占めていたが、ブログは世界中の多くの人々に情報発信をする手段を与えた。動画などとの連携ができるようになり、発信方法も多様になっている...
永久機関

第2種永久機関の実例-ゼロモーター、トリプラーの永久機関、水温で進む船

熱の移動を利用して動き続ける第2種永久機関は、エネルギー保存則と熱力学第2法則の発見後も試みられていた。その例がトリプラーの液体空気機関である。液体空気を低温側、大気を高温側として装置を動かし続けようというもの。しかし、摩擦熱で低温側が温度...
永久機関

永久機関の歴史4:電気・原子力

近代にはいいって電気の発見、電池の発明が起こると、これを利用して永久機関を作ろうとする試みが生まれた。磁石による永久機関はすでに試みられていたが、電磁石との組み合わせなどがこの時代に生まれることになった。また、ラジウムの崩壊による放電作用が...
永久機関

実在した永久機関6:パップ氏の永久機関-永久機関vsノーベル賞受賞者

ノーベル賞受賞者の物理学者、リチャード・ファインマンが目撃した永久機関。不幸なことに、公開実験で事故が起きてしまい、死者が出てしまった。死者数で見ればある意味、史上最悪の永久機関に関する事件である。現代でも、永久機関の制作者みたいな人がちら...
永久機関

実在した永久機関4:キリーモーター事件

19世紀に起きた、人類の永久機関史の中でも最大級の詐欺事件である「キリー・モーター」をめぐる事件についての年表。実際に彼のモーターを実用化するための会社が設立され、かなり大規模に金を失った被害者が出てしまった。実に浮かばれない話である。なお...
数学

四色問題 証明の歴史

100年以上数学者を悩ませた4色問題の証明の年表。証明が完了したとき、コンピュータを利用したため、正しさの面や方法の面で大きな議論を呼んだ。 世界地図の4色塗り分け 年表 19世紀半ば:ガスリー、4色問題の着想1852:ド・モルガン、ハミル...
数学

数学者たちのエイプリルフール

数学には数百年説かれていない難問が存在する。それを解こうと奮闘する人々は数多くいるが、数学者たちはときに、解決したというエイプリルフールが流され困惑させられることがある。その代表的な例を年表にまとめた。 ガードナーのエイプリルフール地図 数...
永久機関

実在した永久機関3:レドヘッファーの永久機関

19世紀前半、フィラデルフィアに登場した装置が世間を賑わせた。永久機関と称して見物人から料金をとっていたが、いかさまがばれる。そののち、ニューヨークで同じことをするが、技術者たちにあっけなく見破られるのだった。 レドヘッファーの永久機関がで...