永久機関の歴史4:電気・原子力

永久機関
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近代にはいいって電気の発見、電池の発明が起こると、これを利用して永久機関を作ろうとする試みが生まれた。磁石による永久機関はすでに試みられていたが、電磁石との組み合わせなどがこの時代に生まれることになった。また、ラジウムの崩壊による放電作用が見つかると、それにより金属を帯電させ、時計を作用させる試みがなされた。

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年表

1800頃:デ・リュックの永久鐘・・・パイルを長く積み上げた電池で小さな鐘を鳴らす。12年間動き続けた

1840:シンガーの永久鐘・・・乾電池で小さな鐘を鳴らす。

set up in 1840

19世紀:電磁石で車輪の中の磁石を動かし、非平衡車輪を実現する・・・電気抵抗で無理

19世紀末:発電機でモーターを動かし、そのモータの動きで発電機で電力を起こす・・・電気抵抗で無理

1904:ラジウムと検電器による永久時計

1906:ラジウムの永久ブザー

豆知識

・シンガーの永久鐘は、今も施設内で製作時のまま保存されており、静かになり続けているという。1840年から数えると、160年以上動き続けていることになる。

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考察

・あらたな発見と永久機関
この時代は科学革命、産業革命の後の時代にあたり、学術を求める組織の発展(大学や研究機関)により、発見が相次いだ。それを、永久機関に使おうとする試みが生まれるのはしぜんなことであったともいえるだろう。上記の永久運動の中には、科学誌に掲載されたものもある。

・エネルギー保存則は発表されたが・・・
19世紀にはエネルギー保存則が発表され、本来であれば永久機関を作る試みはすたれなければならないはずであった。しかし、この時期以降にも永久機関へのこころみはとどまるところを知らない。これは、夢をあきらめきれない人がいたと考えられる。また、科学的成果を大衆にまでいきわたらせるのに今より時間がかかったことも原因であろう。