ヨーロッパ

生物

光合成の歴史-光合成説vsフムス説

植物の最大の特徴ともいえる光合成の研究は、どのようにすすんだのかの年表。フムス説についても解説する。 光合成の概念図 年表 紀元前4世紀:アリストテレス 植物は根から土の養分をとる、と想像。 植物の根っこには口があって、土を食べているのでは...
数学

解の公式の歴史!作った人・誰が発見者?解の公式の呪い?

方程式の解の公式はどのように発見されていったのかの年表。1次方程式、2次方程式の解の公式は古代から知られていたが、3次方程式までに実に3000年近い時間の開きがある。なお、本文中に示した解の公式は、未知数にに記号がついていない場合のものであ...
生物

人名がついたペンギンまとめ

動物園で人気のペンギンには、人命に由来して名づけられたものが多くいる。その元ネタになった人物の人生と功績を年表でまとめた。 人名が付いたペンギンまとめ マゼランペンギン 1480ころ:マゼラン、生誕。 1519:マゼラン、世界周航に出発。 ...
占星術

占星術の歴史2【古代・中世欧州】

占星術は古代ギリシア・ローマ時代を通じてヨーロッパに広まった。中には、天文学者としての側面が今日でも知られている人もいる。この時代においては、占星術師と天文学者は必ずしも分化していなかった。 また、キリスト教との対立が明確になっていく。 年...
人物伝

ルジャンドルとラグランジュの違い

日本人からするとなんとなく名前の語呂が似ているので、よくややこしくなりがちである。また、生きている期間がほぼかぶっていたりするので、よけいややこしくなる。ふたりの生涯を年表にし、似ている点と異なる点をまとめた。 人物年表 1736:ラグラン...
元素

フッ素の歴史-人殺しの元素

フッ素の単離は極めて難しく、その毒性から研究者のいのちを何人も奪っている。そして、「元素のティラノサウルス」というあだ名がついた。これだけ人を殺している元素も珍しい。 年表 1670:蛍石に濃硫酸を加えるとガラスも溶かす液体がでると判明、フ...
生物

生命の起源 研究の歴史

生命の起源を求める研究は、人類誕生以来の研究課題であり、大勢の人々が関心を持った。しばらくは自然発生説が信じられていたが、その後、否定される。その後は、宇宙からやってきたという説と、原子の海で化学的に生まれたという説が起こった。現状では、実...
数学

リーマン予想 証明への歴史

現在おそらくもっとも有名な数学上の未解決問題であるリーマン予想の歴史。人類が長年興味をもっている素数についての最大級の課題であり、これが証明されれば恩恵は計り知れない。リーマン予想は大半の数学者が死んだと考えているようだが、はたしてその真偽...
数学

ポアンカレ予想 証明の歴史

100年規模で未解決だった数学上の難問として知られたポアンカレ予想の年表である。ポアンカレ予想はトポロジーの発展につながったが、最終的な証明は、トポロジー以外の分野の要素が多く盛り込まれた方法で達成された。この予想の証明に人生をかけて精神を...
永久機関

永久機関の歴史4:電気・原子力

近代にはいいって電気の発見、電池の発明が起こると、これを利用して永久機関を作ろうとする試みが生まれた。磁石による永久機関はすでに試みられていたが、電磁石との組み合わせなどがこの時代に生まれることになった。また、ラジウムの崩壊による放電作用が...
工学

工学の歴史【科学革命】

16世紀からヨーロッパで科学革命が開始された。同時に機会を数学で表現、理解するための考え方の基礎となる発想が徐々に姿を現し始める。もっとも、実際に機会に適用するのはもうしばらく後の時代とはなるが、この時代にすでに普及していた時計などについて...
永久機関

永久機関の歴史2:サイフォンの原理・毛細管

水を使った永久機関の歴史もまた古くからある。サイフォンの原理や、毛細管現象が発見されると、その特性から永久機関ができるのではないかと夢想された。また、科学者が登場してくると、水の循環などを説明するために永久機関のモデルが考えられた。有名なボ...
工学

工学の歴史【中世】

中世の工学は中国でまず発展をした。ルネサンスの3大発明といわれる、火薬、羅針盤、印刷の原型が実は中国にルーツがあると知られているが、それらが登場する時代でもある。しかしながら、10世紀を過ぎたあたりから工学の中心は次第にヨーロッパへ移ってい...
科学VS宗教

異端の扱いをうけた科学書まとめ-世界史における禁書目録

カトリック教会が教えに反するとして禁書に登録した科学書が多数存在する。その扱いを受けた書物を年表で主なものをまとめた。ガリレオが有名だが彼だけではない。分野は物理学だけかと思いきや哲学、経済学など多岐に渡る。20世紀に入りさすがに科学の成果...
消された歴史

カントールと無限と教会

無限は神学上の問題(世界の大きさや、籍の始まりと終わり)ともかかわりが深く、人間には扱えないものというキリスト教的な考え方があった。カントールが無限の扱いを数学的に定式化したころにも、教会や数学者でさえ反発をしめした。 年表 3世紀:オリゲ...
永久機関

永久機関の歴史1:古代・中世の永久機関-ダヴィンチの永久機関

歴史に登場する最初期から中世までの永久機関の年表。おもに2つのタイプに分類される。一つは回転し続ける車輪であり、もう一つはアルキメデスのらせん揚水機を使った循環装置である。 永久機関を夢見る者たちよ、君たちはなんと長い間無用の長物をつくりあ...
数学

フェルマーの最終定理 証明の歴史

数学上の難問として名高いフェルマーの最終定理が証明されるまでの歴史。百年単位で解けなかった難問のうち、問題を理解すること自体はおそらく一番単純である(ピタゴラスの定理を知っていればなおさら)。それだけに、多くの数学者を惑わした。 ピタゴラス...
数学

ケプラー予想 証明の歴史

難問だったことで有名な「フェルマーの最終定理」よりも未解決の時間が長かった数学の問題として「ケプラー予想」がある。球体を空間に充填するときにはどのような方法が一番効率が良いのかという疑問から発した予想である。 2次元の場合は純粋に論考で証明...
工学

光ファイバーの歴史

古代エジプトから狼煙などで遠くから見える光を利用し、情報を遠くに伝えることは試みられていた。それをファイバーを使って伝える技術は19世紀以降、進歩してきた。最終的にはノーベル賞を受賞する発明となった。 年表 1854:ティンダル、全反射で水...
消された歴史

バチビウス-あらゆる生物の祖先?

進化論が4登場する前後で現れた論争として、「あらゆる生命の祖先が化石として見つかった」というニュースがあった。結局間違いであったのだが、方針としては生物学の進歩を感じる事件である。カトリック教会の影響もまだ強かった時期で、コメントを残してい...