ここでは早速、コンピュータウイルスを作ってみましょう。
初めに書いておきますが、
※公序良俗に反する使用法を進めるものではありません。
※これらの記事を参考にしてソフトを動作させ、システムの不良が起こったとしても、責任は負いかねます。
※これらの記事を参考にしてイタズラなどを行い、人間関係の不和が起こったとしても、責任は負いかねます。
あくまでウイルスの働きや仕組みを知ることでその恐ろしさを体感し、セキュリティの重要性を知っていただくのが主眼となります。
必ず準備編を先にお読みください↓
コンピュータウイルスの作り方はどうやってする?
コンピュータウイルスを作るといっても、本物を作るにはそれなりにプログラミングのスキルやパソコン・ソフトウェアにたいする理解が必要です。
そこで、コンピュータウイルスを作るためのソフトを手に入れ、それをカスタマイズすることでコンピュータウイルスの制作と動作を実感できます。
コンピュータウイルスを作るソフト
コンピュータウイルスを作るために、ここでは「ampare error box」というソフトをつかいます。
以下のページからダウンロードできます。ダウンロードしてもすぐには開かないでください。
zipのほうをダウンロードして、その場で展開まですると準備が整います。
コンピュータウイルスの作り方を解説
サンドボックスのなかで開きます。これは準備編で解説したとおり、右クリックから「サンドボックスで開く」を選択し、作ったサンドボックスを選択します。
そうすると、すでにウイルスのひな型ができていることが確認できます。
数秒後にさっそく一度サンプルのひな型が表示されます。じっさいには、このままでもウイルスが動くさまを体感できます。
ウイルスのタイトルを決める
タイトルを決めて書き込みましょう。
ここでは「LOVE VIRUS」という風にしました。
ウイルスの本文を決める
本文も決めます。
ここでは「I love you」という風にしました。
もちろん日本語でも書き込めます。
これで自分だけのコンピュータウイルスが完成です!
早速動かして、恐ろしさを確認しましょう。
動作確認
動作確認は簡単です。
書き込んだウィンドウの下部にある「Begin」と書かれている部分をクリックすれば、書き込み用のウィンドウが画面上からも下のタスクバーからも消え、ウイルス本体の警告ウィンドウが表示されます。
つまり、書き込み画面を見ていない人からすると、エラーウィンドウが突然現れたように見えます。
このウィンドウにはウイルス特有の罠があります。
OKボタンを押しても、右上の×印を押しても、数秒後には全く同じウィンドウが表示されてしまうことです。
その時に警告音が「ファーン」となるため、何度も聞いていると心臓に悪いです。
完全に削除するには
完全に削除するには、準備編で解説したように、サンドボックス内で「terminate all program」を選択します。
これで、ウィンドウが開くことはなくなります。
注意点
繰り返しになりますが、
※公序良俗に反する使用法を進めるものではありません。
※これらの記事を参考にしてソフトを動作させ、システムの不良が起こったとしても、責任は負いかねます。
※これらの記事を参考にしてイタズラなどを行い、人間関係の不和が起こったとしても、責任は負いかねます。
・なお、ウイルスを作るウィンドウには「F2を押すとストップできるよ」みたいな文言が上部に書いてありますが、これはどうもうまく機能しないようです。もしかするとこれも含めてトラップなのかもしれません。
・うっかりサンドボックスを使わずに開くと、終了ができなくなる恐れがあります。そうなった場合、パソコン本体のシャットダウンが必要と思われます。
タネあかし:これはウイルスなのか?
ここで紹介したようなソフトウェアは、ウイルスではありません。
英語では「prank software」つまり「いたずらソフト」といわれているもので、一見すると何の変哲のないものが、深刻ではないものの迷惑をもたらすようなソフトウェアを言います。
英語で検索してみるとこのほかにも見つかりますが、使用者がカスタマイズできるものは少ないです。
まとめ
- ampare error boxを使うと、自分で作ったコンピュータウイルスを作って動作確認ができる。
- タイトルと本文を決めるだけ。
- 危ないのでサンドボックスを使って行うと完全に動作停止できる。
コンピュータウイルスの恐ろしさを啓蒙する一助になれば幸いです。作り方3のほうも参考にしてください。↓