half anniversaryは、ウェブ上のサービスやゲームで「サービス開始から半年の記念」という意味で使われます。これは和製英語なのでしょうか?あるいは、実際には英語では何というのでしょうか?それを解説します。
「半年記念」の英語・・・half anniversaryは意味が通る?
基本的には、半年の記念というのは、
half year anniversary・・・年の半分の記念日
Half year memorial・・・年の半分の記念
half a year anniversary・・・一年の半分の記念日
6 months anniversary・・・6か月の記念日
という風に訳すのが英語圏では典型的なようです。
halfだけで言っている例は見つかりませんでした。たしかに、何を基準にしてその半分といっているのか、そのままではわかりませんね。
また少々マニアックな言い方としては、anniversaryだと「~周年」という一年単位の意味になるため、「semiannual」つまり「半年ごとの」という単語もあるようです。
1年半の記念は?
ちなみに1年と半年の記念ようにいうには、
1 year (and) 6th months anniversary
といえばよいようです。数字を変えれば~年半も言えますね。
half anniversaryが使われ始めたのはいつ頃?
2010年より後に使われ始めたというのが大半の人の記憶と齟齬がないと思われます。実際、2017年まではトップページでは使用例は見当たりません。
2017年までは翻訳に関する疑問がトップページに出ており、2018年を含めるとサービスの記念が出てくるので、2018年前後から一般に使われ始めたというのが真相のようです。
現在では、一種の和製英語としてよく見るようになりました。現在ではさらに「ハニバ」という略語まで聞かれるようになりました。
記念日の略語
記念日を表すanniversaryを略すには、次のように記述します。以下はいずれも1周年と、年単位です。
1st anniv.
2nd anniv.
3rd anniv.
4th anniv.
5th anniv.
6th anniv.
:
:
このanniv.という略し方は、どのような数字が前についても変わりません。数字が4以上の場合は、数字のあとにthをつけることも共通です。
金婚式の半分は英語で何という?
金婚式は結婚して50周年を記念する言い方ですが、この半分もあります。
日本では25周年を祝って、銀婚式というのが存在します。
この翻訳はそのものずばりで、
silver wedding anniversary・・・銀婚式
という風になります。同じく金銀なのが共通点です。
まとめ
- 半年記念はhalf year anniversaryというのがただしい言い方。
- anniversaryというのを省略するのは、anniv.と記述する。
- 金婚式の半分はそのままsilver wedding anniversaryで銀婚式のまま。