イーロンマスク氏はスペースX社創設やテスラ社などで知られる実業家であり、世界長者番付にも名前が上がるほどの資産家でもあります。ここでは、イーロンマスクの資産について調査した結果を書きました。
イーロンマスクの資産の推移
イーロンマスクの資産をあらわす指標の推移をいくつかまとめてみました。
資産の推移のグラフ
資産の推移のグラフは次のようになります。
2017年までは、10億ドル付近での横ばいが続いていましたが、2018年に20億ドルを突破し、その後、2019年にもほぼ同じ額が資産になっていました。
その後、2020年には35億ドルくらいにまであがり、2021年には一気に160億ドルを突破しました。
最近になってから急激に伸びたことがうかがえます。
長者番付の順位の推移
マスクは長者番付への上位ランクインでも有名になりました。最近の長者番付の推移は次のグラフのようになります。
- 赤・・・ジェフベゾス(アマゾン)
- 水色・・・ビルゲイツ(マイクロソフト)
- 紫・・・ベルナールアルノー(ルイヴィトン)
- 黄色・・・ウォーレンバフェット(投資家、バークシャーハサウェイ)
- 黒・・・イーロンマスク
アマゾンのジェフベゾス氏との競争が注目されているようです。2021年のはじめごろには、一時、マスクがべぞすをぬき、一時トップになりました。しかしそののち、同じ年の内にベゾスが抜きかえし、ランキング1位には結局のところはベゾスが返り咲きました。
もしかすると、今後の急成長によってマスクが1位になる日が来るかもしれません。
また、ビルゲイツ氏が安定して上位にランクインしているのが注目されます。同じランキングのトップ10のいないにいる有名な人物は、他にもマークザッカーバーグ(フェイスブック)や、ラリーペイジ(グーグル)などが存在します。
寄付や慈善活動
イーロンマスクはマスク財団を設立しており、会長になっています。この財団は寄付の目的は「太陽エネルギーシステムを提供し、研究開発、教育を支援すること」であると述べています。寄付された団体や教育機関には、ウィキメディア財団、彼の母校であるペンシルベニア大学、などが含まれます。2002年から2018年にかけて、2500万ドルを非営利団体に寄付しています。
自家用の乗り物など
イーロンマスクはプライベートジェットを所有しており、2018年には15万マイル以上飛行したことが明らかになっています。
イーロンマスクのエピソードまとめ
実業家のご多分にもれず、イーロンマスクにもいろいろなエピソードがありますので、ここではその一部を紹介します。おすすめ:スティーブ・ジョブズのパワハラ・奇人エピソードまとめ
資産関係
報酬を受け取らない、という決定をしたと公表しました。これはアップル社のスティーブジョブズのとった行動と似ているといえます。:
しかし、実はこのような報酬受け取りをしていなくとも、株式やストックオプションなどが間接的に報酬になる、という側面があるので、いわば裏技です。
大学院を2日で中退
このエピソードはかなり有名でしょう。イーロンマスクは大学で学んだあと、大学院に進学しますが、実業家としての活動に専念するため、2日で中退しています。
その後、PayPalの基盤になったオンライン金融サービス会社X.comを設立しています。
まとめ
- イーロンマスクの資産の推移は、最近になって急激に伸び、170億ドル近くになりました。
- そのほかにもプライベートジェットなどを所有しています。
- どのような寄付活動を今後していくのか注目されています。
今後は宇宙開発にどこまでの貢献をのこすのか、期待したいところですね。