画数が多い名字のなかでも、たった1文字でも画数の多いものもあります。ここでは、1文字の名字で画数が多いものをランキングにしました。1位は30画のものも存在しています。
画数が多い1文字の名字ランキング!
漢字1文字だけで画数が多い名字のランキングは以下のようになります。
1位:30画 驫(とどろき)
1位は何と30画で、驫(とどろき)という名字があります。
これは馬という漢字が3つ合わさっており、馬は一つが10画なので、それらが3つ集まってこの漢字になります。
一つの漢字の複合体の名字ということになります。
轟という名字もとどろきと読みますが、こちらだと21画になるので、順位はやや下がります。
2位:22画 響(ひびき)
2位は22画で響(ひびき)という名字が存在します。
これは音などが響くというときに使う「響」という字の旧字体であり、部首の音の上が「鄕」になっているものです。
新字体の響だと20画となり、順位はやや下がります。
3位:21画 鐵(くろがね)
3位は21画で鐵という名字が存在します。
「鐵」 は「鉄」の旧字体となっています。
こうしてみると旧字体の名字は新字体よりも画数が多くなるという傾向が見て取れます。
4位:20画 耀(あかる)
4位は20画で、耀(あかる)という名字があります。
ちなみに耀は光が輝いている様子を意味する漢字です。
5位:16画 橘(たちばな)
5位は16画で橘(たちばな)が該当します。
この名字は珍しいというよりたまに聞く名字なのではないでしょうか。そういった名字でも画数が多いものがあるというのが驚きです。
植物が関係する苗字は一文字でも多い
1文字の名字で画数が多いものの特徴として、植物に由来する一文字の漢字が多いというものがあります。
例えば、上のランキングにある橘はこれに該当します。
また、ほかにも1文字の名字で植物に由来し画数が多いものはあります。
たとえば、榊(さかきばら)は14画で多いです。
さらに、椿(つばき)は13画でこちらもボリュームがあります。
ひらがなで比較すると?
1文字の名字のうち、ひらがなで書くと画数が多いものはどれでしょうか。
もともとが漢字1文字ということもあり、ひらがなではそれほど画数が多いものは登場しません。
そのなかでも、榊(さかきばら)はひらがなでも5文字17画でひらがなでも画数が多くなります。
漢字で書くよりもひらがなでかくと文字数が5倍になるという名字も珍しいですね。
まとめ
- 画数の多い名字を漢字1文字のみに限定して調査してみると、驫(とどろき)が30画で1位となっている。
- ひらがなで書いた場合、榊(さかきばら)が5文字17画で画数が多めになる。
- 植物が由来の漢字からなる1文字名字は画数が多くなる傾向にある。
2文字以上の名字では鳥に由来する名字が多く存在しますが、こちらでは植物に由来するものが増えるというのが興味深いです。