勝海舟には、子孫にさまざまな人物がおり、その中には芸能人や実業家などが含まれます。また、外国人と結婚した人物も含まれます。ここでは、勝海舟の子孫について紹介します。
勝海舟の子孫に芸能人がいる?フリーライターになった人も
勝海舟の子孫で芸能人になった人はいるのでしょうか。
これに近い人ととしては、フリーライターとして活動している高山みな子(こうやま みなこ)氏が挙げられます。
高山みな子氏は、勝海舟の玄孫として知られています。本人も小学生まで子孫だとは知らされておらず、勝海舟のことを学校で習った後に家でその話をしたところ、子孫であることを知らされたという経緯で知ったそうです。
フリーライターとして活動するとともに、ガラス工芸家として『鎌倉谷戸の工房』を運営しており、グラスなどの製作販売も行っています。
芸能人とは若干違うような気もしますが、テレビ番組にも出演しているので、タレントといってもよいかもしれません。
勝海舟の子孫に関係する外国人や実業家
勝海舟のほかの子孫についても、特筆すべき人物について解説していきます。
外国人と結婚した勝海舟の子孫
勝海舟の子孫には外国人と結婚した人物もいます。
外国人と結婚したのは三男の梶梅太郎であり、結婚相手はアメリカ人のクララ・ホイットニーです。
クララ・ホイットニーはお雇い外国人として来日していたウィリアム・ホイットニーの娘であり、26歳の時に結婚しています。
結局、40歳の時にクララは梅太郎を置いて子供たちとともにアメリカに渡航してしまいました。
子供たちは6名おり、1997年まで一番下の子供が生存していました。
実業家になった勝海舟の子孫
勝海舟の子孫には、明治維新の関係者に多くいますが実業家になった人物もいます。
その人物が勝精です。名前は「かつ くわし」と読むようです。
もっとも、この人物は徳川慶喜の息子であり、1899年に勝家に婿養子に入りました。(勝海舟の孫の伊代子の婿になった。)
その後、養父の海舟の死去に伴い家督を相続、伯爵を授爵します。実業家としては、オリエンタル写真工業、浅野セメントなどの重役を歴任した。
また、当時発売されたばかりのハーレーダビットソンに強く惹かれ、1000ccの排気量を持つオートバイを完成させています。
まとめ
- 勝海舟の子孫で芸能人に近い活動をしている人物としては、フリーライターの高山みな子氏が挙げられる。
- 子孫の勝梅太郎は外国人と結婚し、その子孫はアメリカで生活していた。
- 実業家になった子孫として徳川慶喜の息子で婿養子に入った勝精などがいる。
勝精は40台でなくなりましたが、もっと長生きしていたら国産バイクの開発者として産業の下地を作っていたかもしれません。