永久機関 実在した永久機関5:ガラベド計画 19世紀~20世紀初頭までのアメリカでの「永久機関への熱狂」の一つである。この計画を立案したのは、ガラベド・ギラゴシアン(ジラゴシアン)という男で、議会をも巻き込んだ騒動に発展した。永久機関ができたと勘違いしてしまったというのがオチであった... 2020.05.17 永久機関
永久機関 永久機関の歴史5:永久機関が死んだ日-エネルギー保存則と特許庁 永久機関を作ろうとする試みはすべて失敗に終わった。近代に入ると、学術的な観点や、実用的な観点からも発表などが禁じられるようになる。年表学会からの否定1775:プロシア科学アカデミー、永久機関の議論は受け付けないと発表1824:サディ・カルノ... 2020.05.08 永久機関
永久機関 第2種永久機関の実例-ゼロモーター、トリプラーの永久機関、水温で進む船 熱の移動を利用して動き続ける第2種永久機関は、エネルギー保存則と熱力学第2法則の発見後も試みられていた。その例がトリプラーの液体空気機関である。液体空気を低温側、大気を高温側として装置を動かし続けようというもの。しかし、摩擦熱で低温側が温度... 2020.05.08 永久機関
永久機関 実在した永久機関2:コックスの永久機関-唯一成功した永久時計!? 18世紀に、「ずっと動き続ける時計≒永久機関」を実際に作り上げた男がいた。ジェームズ・コックスという時計製作者がその男である。ただし、もちろんエネルギー保存則に反するものを作ったわけではない。 永久機関といっても、大気圧の変化から水銀の荷重... 2020.05.08 永久機関
永久機関 永久機関の歴史4:電気・原子力 近代にはいいって電気の発見、電池の発明が起こると、これを利用して永久機関を作ろうとする試みが生まれた。磁石による永久機関はすでに試みられていたが、電磁石との組み合わせなどがこの時代に生まれることになった。また、ラジウムの崩壊による放電作用が... 2020.05.02 永久機関
永久機関 永久機関の歴史2:サイフォンの原理・毛細管 水を使った永久機関の歴史もまた古くからある。サイフォンの原理や、毛細管現象が発見されると、その特性から永久機関ができるのではないかと夢想された。また、科学者が登場してくると、水の循環などを説明するために永久機関のモデルが考えられた。有名なボ... 2020.05.01 永久機関
永久機関 実在した永久機関6:パップ氏の永久機関-永久機関vsノーベル賞受賞者 ノーベル賞受賞者の物理学者、リチャード・ファインマンが目撃した永久機関。不幸なことに、公開実験で事故が起きてしまい、死者が出てしまった。死者数で見ればある意味、史上最悪の永久機関に関する事件である。現代でも、永久機関の制作者みたいな人がちら... 2020.04.30 永久機関
永久機関 実在の永久機関1:オルフィレウスの永久機関を詳しく解説!トリックや行方を考察! 「永久機関」をめぐる奇妙な物語は、いつの時代も人を惹きつけてやみません。なかでも最古級、そして伝説的な存在とされているのが、17世紀末のドイツに登場した“オルフィレウスの永久機関(オルフィレウスの自動輪)”です。この装置は、なんと「永久に回... 2020.04.22 永久機関
永久機関 実在した永久機関4:キリーモーター事件 19世紀に起きた、人類の永久機関史の中でも最大級の詐欺事件である「キリー・モーター」をめぐる事件についての年表。実際に彼のモーターを実用化するための会社が設立され、かなり大規模に金を失った被害者が出てしまった。実に浮かばれない話である。なお... 2020.04.22 永久機関
永久機関 永久機関の歴史1:古代・中世の永久機関-ダヴィンチの永久機関 歴史に登場する最初期から中世までの永久機関の年表。おもに2つのタイプに分類される。一つは回転し続ける車輪であり、もう一つはアルキメデスのらせん揚水機を使った循環装置である。永久機関を夢見る者たちよ、君たちはなんと長い間無用の長物をつくりあげ... 2020.04.22 永久機関
永久機関 実在した永久機関3:レドヘッファーの永久機関 19世紀前半、フィラデルフィアに登場した装置が世間を賑わせた。永久機関と称して見物人から料金をとっていたが、いかさまがばれる。そののち、ニューヨークで同じことをするが、技術者たちにあっけなく見破られるのだった。レドヘッファーの永久機関ができ... 2020.03.20 永久機関