YouTube広告で”スキップすると二度と表示されない”は嘘…なぜこうなる?

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YouTubeの広告で、この広告をスキップすると二度と表示されませんというのを目にすることがありますが、これは二度表示されることもあります。この意味を解説します。

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二度と表示されないは本当か

たとえば、以下のような広告の場合、最初に表示されたものを記録しておいてみます。

すると…

およそ3週間後に、あっさり二度目の表示が出てきました。

二度表示させるコツ(?)

ウェブの広告は、同じ広告、あるいは似たような広告を繰り返し表示させることで購入につなげるという仕組みを採用していることが多いです。

したがって、同じ広告を二度見たい、と考えた場合は、

  • 最初に流れてきた段階で、その広告をクリックして詳細をざっと見てみる
  • 似たような種類の広告が流れてきたらそれをクリックする

などといった方法だ多2度目を見る確率を上げられます。

まあ、100パーセントではないかもしれませんが・・・

“スキップすると二度と表示されない”という設定はあるのか

広告の出稿の際に、各項目ごとに設定する必要がありますが、この項目には「一度表示したら同一のデバイスには表示しない」というような設定は存在しないようです。

参考までに、以下が設定の項目のようです。

  • 広告動画の詳細
  • 予想インプレッション数や視聴回数、費用
  • ターゲットユーザーに関する細かい詳細
  • 1日の予算

技術的には、IPアドレスなどを取得してデバイスの識別ができれば可能なのかな?とも考えられますが、上述の通り、広告の効果を発揮するためには何度も表示するのが基本なので、そうした方法はとられないでしょう。

この広告の意味は?

これは限定であることをアピールして購買意欲を刺激する手法のひとつと考えることができます。これは、コピーライティングにおける代表的なの手法のひとつです。

二度と表示されない、つまり一度この情報を逃したら利益を逃すかもしれないという風に感情を誘導することで、成約率をあげようと試みている、と考えることができます。

これに似ているコピーライティングのテクニックとして、「期間限定」という言い方をすると売れる、というものが知られています。

こちらも、この商品を買うには時間制限があるというようにあおることで、購買意欲を高めているのです。

まとめ

  • スキップすると二度と表示されない広告というのは実際には存在しない
  • このように設定することも項目上できない
  • コピーライティング上のテクニック「限定であることをアピール」を使用しているのでこういう文言になる

じっさいに二度と表示されない広告を技術的に実現するにはどうすればよいのか気になるところです。

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