ハーツはトランプで遊べる、ユニークなルールが特徴のゲームです。ここでは、ハーツの攻略のコツを解説していきます。
ハーツの遊び方・ルール
ハーツは、トランプの代表的な遊びの一つであり、かつてはWindowsに標準搭載されていたことでも知られています。
現在では、ブラウザゲームなども増えてきており、以下のページなどで遊べます。
ハーツのルールは、簡単に言ってしまえば「場に出したカードが強かった人が場札を全回収し、ハートのカードを多く回収したら負け」というものです。
ハーツの詳しいルールは、別の記事を参照してください。
ここでは、ハーツの攻略のコツを解説していきます。特に、初心者でもここを抑えれば勝率が上がるというものをまとめているので、コツを手っ取り早く知りたい人は参考にしてください。
ハーツの攻略のコツ!
ハーツの攻略のコツとしては、以下のポイントがあります。
「どうすればハートを押し付けやすくなるか」や逆に「どうすればハートを回収しないで済むか」と考えるのが勝利への近道です。
カード交換では強いカードを渡す
最初のカード交換では、強いカードを手放すというコツがあります。
これはなぜかというと、場に出すカードが弱ければ、必然的にカードを回収する回数が減るので、ハートも押し付けられないという理由からです。
図の例では、強い順にA、K、Jを渡すという策が考えられます。Jはハートとクラブがありますが、ハートの強いカードを渡す方を優先します。
強いカードを先に出す
ハーツでは、「ハートしか出す札がない場合を除き、ハートを出してはいけない」というルールがあります。
つまり、最初のほうはハートはあまり出てきません。
よって強いカードは、あまりハートが出てこない序盤に多めに出しておきます。
こうすると、ハートが残りがちな後半戦で、弱いカードを出すことにより、ハートが押し付けられるのを回避することができます。
ハートを出す際も同じで、後半に自分にハートの強いカードが残ってしまうと、ハートが場に最初に出されたとき、そのトリックでは自分にすべてのハートが押し付けられる危険性があります。
ハートを敵に押し付けるには
手元にあるハートはどう押し付ければよいのでしょうか。
これは、以下の条件を満たすときがチャンスです。
- 自分が親ではない(2番目以降に札を出す)
- ハートが最初に場に出ていない
- 手札に最初に出たカードと同じマークがない
このときなどにハートを出すと、自分以外の誰かがハートを手にするほかないので、うまく押し付けることができます。
自分が親ではなく、ハートが最初に場に出た時は、親の出した数字よりも弱いカードを出しましょう。
すると、最悪の場合でも親にハートが回収されていきます。
これをすると危険?ハートが手元に来るのを防ぐコツ
減点されるカードであるハートやQ♠が手元に来やすくなる危険行為もあります。ここでは、それを確認していきます。
自分が親の時にスペードの強いカードを出さない
ここでいうスペードの強いカードとはK♠やA♠のことです。
親は最初に出すため、のちにほかのプレイヤーが何を出すかわかりません。
この状態でスペードの強いカードを出してしまうと、Q♠を誰かが出したときに、自分が回収する羽目になります。
これでは-13点の重い減点がのしかかるので不利になります。
スペードを最初に出すときは弱いカードから出しましょう。
ただし、Q♠がすでに出された後の場合はこの限りではありません。
自分が親の時にハートの強いカードを出さない
これは上のコツと似ていますが、ハートでも同じことが言えます。
ここでいう強いカードとはハートの9以上などの半分より強いカードです。
自分が親としてハートを最初に出すと、続くプレイヤーはハートが手札にあればそれを出します。
こうなった時に自分が強いカードを出してしまうと、最悪4枚のハートが自分にきてしまい、減点が重なります。
ハートを最初に出さざるを得ないときは、弱いカードから出しましょう。
まとめ
- ハーツは、ハートを回収するのを避けつつ敵に押し付けるゲーム。
- カード交換の際に強いカードを手放すのが攻略のコツ。
- 強いカードから場に出していくとのちのちハートを回収するのを避けやすい。
- ハート以外が出た時に自分はハートを出すというのが一番押し付けやすい。
ハーツはルールがわかりにくいゲームともいわれやすいのですが、そういうゲームで華麗に難局を乗り越えて攻略して見せるとかっこいいでしょう。