フィールズ賞2022年の候補を大胆予想!女性、日本人候補は?

数学
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2022年は4年ぶりのフィールズ賞の年となっております。フィールズ賞の候補を独断と偏見により予想してみました。すべての場合において業績の内容は専門的過ぎて触れることができませんが、年齢や受賞暦、共同研究などから候補を予想しました。

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フィールズ賞の受賞規定

フィールズ賞は「数学のノーベル賞」とも呼ばれることがありますが、年齢制限があることなど、かなり性質は異なる、ということは有名です。

例えば、

  • 4年に一度しか開催されない
  • 賞金はノーベル賞ほどではない(200万円くらい)
  • 1936年から開催

ただし似通った点(?)としては、なんとなくメダルのデザインは似ています。ノーベル賞はノーベルの横顔の肖像ですが、こちらはアルキメデスの横顔の肖像です。賞を創始したフィールズの肖像ではないのが特徴ですね。

候補は40歳以下

なかでも、40歳以下の若手にしか与えられない、という規定は有名です。

正確な40歳以下の定義は次のようなものです。

受賞年の1月1日より前に40歳の誕生日を迎えたものは候補となれない

このことから、授与される当月に40歳になる人でも規定の範囲内に収まることがわかります。

ただし、一例だけ例外があり、フェルマーの最終定理を説いたという業績があまりにも偉大だったために、証明した年が42歳だったアンドリュー・ワイルズは、1998年に特別賞という位置づけで、受賞しています。

また、人物に対して送られるため、一人につき一生涯にひとつしか授与されません。

受賞にパターンはあるか?

フィールズ賞には、事前に受賞した賞によって「この人がフィールズ賞もいつかとりそうだ」という予想をすることはできるのでしょうか?

これはできなくはなく、若手に送られる「ラマヌジャン賞」や、ほかの数学の名誉ある賞である「ウルフ賞数学部門」や、「コール賞」などの受賞を見ることでフィールズ賞をとるかも予想することができると思われます。

また、受賞者の共同研究者などは、同様のジャンルで将来とるかもしれない、という予想をすることも考えられます。

フィールズ賞2022の候補予想!

以下では、業績の内容に立ち入るのは難しいので、候補者の経歴や専門分野の紹介をしていきます。

男性の候補

グイド・ド・フィリップス(Guido De Philippis

1985年生まれのイタリアの数学者で、偏微分方程式、測度論を専門としています。

受賞暦としては、2016年に偏微分方程式への貢献からEMS賞を受賞しました。 2018年、スタンパキアメダルを授与されました。2021年にはISAAC賞を受賞しています。

賞を取っているだけでなく、フィールズ賞を受賞したアレッシオ・フィガリと共同研究していたことから予想しました。

女性の候補

マリア・コロンボ(Maria Colombo)

1989年生まれのイタリアの数学者です。偏微分方程式が専門分野です。

2005年から2007年にかけて、3年連続で数学オリンピックでメダルを取っています。2006年は金メダルを取っています。

フィールズ賞を受賞したアレッシオ・フィガリの指導を受ける形で研究していたことから予想しました。

日本人の候補

例外的にはなりますが、特別賞が送られると予想して日本人の受賞候補をあげてみます。

望月新一

数論の未解決の難問であった「ABC予想」の証明を、2012年に成し遂げたと発表しました。

この時点で、42歳であり、フィールズ賞の規定からは外れています。

なお、ABC予想は1985年に提出されました。これの予想が正しければ、数論における定理や別の予想が証明できてしまうという、かなり夢の広がりのある予想です。

望月氏の証明も、非常に専門的な分野を開拓していきながら証明に利用することで、成し遂げられました。

その後、査読などのやり取りで欠陥が発見されることはあったものの、修正をすることで正しさを保っていました。

2022年に、証明に対する肯定的な最終的な評価が発表されました。このことをかんがみて、特別賞を授与されないかと予想してみました。ただし査読が長期化したことで、望月氏も52歳になっていますが。

まとめ

  • 2022年はフィールズ賞が開催される。
  • 候補は事前に若手に贈られる賞をもらっている場合がある。
  • 日本人はとるとしたら特別賞かも?

日本人は90年代以降は取れていないので、若手の活躍に期待したいですね!ノーベル賞についても予想しています