ダーツのルールの種類は何種類あるのでしょうか?ここでは、それらについて解説します。パーティゲームとしてもよく使用されるダーツですが、ルールを知っているとより楽しめます!また、歴史を解説します。
ダーツのルールは何種類ある?
ダーツのルールはいったい何種類あるのでしょうか?ボードのシンプルさを考えると、遊び方はそう多くはないような気もします。
ところが、英語圏で歴史的に考えられたルールは7種類はあり、結構遊び方があることがわかります。
下の図のダーツのゲームというところは7種類あることがわかります。
さらに、現代のダーツマシンでは付属のディスプレイがついています。これの画面を使うことでパーティゲームとしてオリジナルのルールが遊べるようになり、それらも含めると10種類以上はあることがわかります。
ダーツのルールの種類を解説!対戦で使われるルール
以下では、日本でよく遊ばれるダーツのルールについて各種類ごとに解説していきます。
カウントアップ
一番単純なダーツのルールです。以下の手順で勝負します。
- 交互に3本ずつダーツを投げます。
- ダーツが刺さったところの特典がそのまま加算されます。なお、シングルは得点のままですが、ダブルでは2倍に、トリプルでは3倍になります。
- 8ラウンドを交代で投げて、得点の多いほうが勝ちです。
ゼロワン
大会などでよく使われるルールです。以下の手順で勝負します。
- 得点は初めに301を持ち点として始まります。
- 15ラウンドの中で、ダーツを3本ずつ交互に投げます。
- ポイントの分だけ301からひかれていきます。
- 15ラウンドの中でピッタリ0にしたほうが勝ちです。あるいは、どちらもラウンド内で0にならなかった場合は0にちかいほうの勝ちです。
- 0を過ぎてしまった場合は、バーストと呼ばれ、そのラウンドの最初の得点からやり直しになります。
なお、これは301が有名ですが、501や701もあり、ラウンドも20ラウンドになるものもあります。
クリケット
クリケットは、適当にやっただけではルールがよくわからないことで有名です。「ダーツの陣取りゲーム」とも呼ばれます。以下のルールで勝敗を決めます。
- 15、16、17、18、19、20、ブルの領域のみ使います。交互に3本ずつ投げます。
- 上のそれぞれの領域に3回あてることができれば、その領域は「オープン」という状態になり、それ以降その領域に刺さったものが得点になります。
- 相手にオープンされた領域を自分も3回充てると、その領域は「クローズ」という状態になり、それ以降はどちらがそこに指しても得点は加算されません。
- 勝利条件は、15ラウンドを投げあって特典が大きいほうか、ラウンドが終わる前にすべての領域にダーツを指し、かつ相手より得点の高いほうが勝利です。
クリケットのルールはわかりにくい?
クリケットをやったことがある日ならわかると思いますが、クリケットはルールがぱっと見ではわかりにくいです。これに関連して、攻略法もよくわからない、という人は多いと思います。
そういうときは、単純にそれぞれの得点に三回あてることに集中すると、たいてい先にすべて3回あてたので勝ち、という状況を作ることができます。
ただ3回あてることがわかっていても、的のなかのさらに狭い領域にあてることが必要になるので難易度は高めです。うまく狙わないと特に後半外しまくります。
パーティゲームや練習などでつかうダーツのルール
練習用でも面白いルールがあります。
イーグルアイ
イーグルアイは非常にシンプルです。狙いの精度を上げるのによい練習になります。
- ブルの領域しか使いません。ここにひたすらダーツを投げていきます。
- ブルに当たれば25点獲得し、ダブルブル(ブルズアイ)に当たれば50点獲得です。
- ラウンド終了時までになるべく多くあてます。
まとめ
ダーツのルールをいろいろ紹介しました。ルールを知っていると有利に進めることもできるほか、ダーツをしているときなどに通ぶれます。