占星術の歴史1【古代】

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占星術の起こりは古く、古代のメソポタミアやエジプトから年表が開始する。記録が乏しいが、萌芽はすでにみられる。のちの占星術につかわれる概念はすでに登場している。
 占星術は間違っていたものの、天文学や天気予報、災害の予測の概念に影響をもたらした。

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年表

前1000:メソポタミア占星術 エヌマアヌエンリル、著される。・・・星の動きと王の運命を結び付けている。

月が木星をかくすと…王が死ぬだろう

メソポタミア

前4世紀:バビロニア占星術、出生占星術・・・生まれた日付で運命を占うという発想はすでにこの時に生まれている。

前3世紀:エジプト占星術

紀元前:ギリシャ占星術・・・ヒッパルコス、プトレマイオス活躍、占星術書「サルメスキニアカ」、「ネプケソ・ペトシリス」著される。ドーデカテーモリオン、幸運符の概念の登場

1世紀:マニリウス、ホロスコープ占星術をひらく。・・・ホロスコープが発明され、その後の占星術で多用されることになる。

豆知識

・プトレマイオスは、天文学者としても著名である。古代においては、占星術師と天文学者は特に区別がなかった。

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考察

・星と人間
占星術は文明が始まった割とすぐ後に出てきたかんがえかたであったらしい。物質について考えたり、機械を作ったりするレベルに人類が達する前に、すでに頭上に星々は輝いていた。そこで星に対する関心が生まれ、運行の考察がすぐに芽生えたものと推測される。

・予言につかう
エヌマアヌエンリル では、王の運命に対する予言が書かれており、すでに星尾運行と人の将来を結びつける考えが出ていたことがうかがえる。また同書物には、反乱がおこるなどの予測も書かれている。本当に王が死んだり反乱が起きたのかは知る由もないが。