禁止マークの由来を解説!右上がりor右下がりどっちが正しい?

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禁止マークは街中でも見かけるポピュラーなロゴ・標識・マークであり、これの由来についてまとめた。

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禁止マークの由来は「NO」

禁止マークの由来は英単語の「NO」だといわれている。

これは、NとOの文字を重ねると

という形になり、これを単純化すると禁止マークになるというはなしである。

このマークを目立つ赤色でペイントしてやれば、よくみる禁止マークの出来上がりである。

じつは、横棒の角度は45でなければならない、赤い領域が全体の面積の35%でなければならないなどのルールが細かく定められていたりする。

禁止マークの歴史

禁止マークは、歴史的には自動車の運転に使われはじめた。このような背景もあり、禁止マークの由来を自動車教習所で聞いたことのある日ともいるであろうと思われる。

大規模に建設された最初の近代的な道路標識は、1870年代後半から1880年代初頭にかけて、自転車の利用者のために設計された。

その後、自動車の発展により、自動車のためのインフラの整備が必要になり、標識の策定も模索されるようになった。現代の最初の道路標識システムの1つは、1895年にイタリアのツーリングクラブによって考案された。

多くの交通標識の基本的なパターンは、1908年にパリで開催された国際道路会議で決められた。このあと、1909年、ヨーロッパの9つの政府は、カーブや交差点などのを示す4つの絵を同じ記号として使用することに合意した。

右上がりの禁止マークもある

例外的に、右上がりの禁止マークが使われることもある。

有名な例は映画「ゴーストバスターズ」のポスターのロゴである。

このロゴには中央の赤線に文字が入っているものと何も書いていないものがある。

ほか、例外的なれいでは、ドイツの「車両通行止」のマークはただの赤い丸である。

また、街中の禁止マークをよく見てみると、右上がりに横棒を入れていることがまれに存在する。これは書いた人がどちらかわからずに引いたものがほとんどであると思われる。