トライピークス(TriPeaks)は、トランプでできるソリティアの一種です。ここでは、トライピークスのルールを解説するとともに、攻略のコツも解説していきます。
Windowsでできるソリティアの攻略のコツをシリーズにしました↓
ソリティアトライピークスのわかりやすいルール
トライピークスは、以下のように28枚のトランプカードを配置し、残りを山札にします。
場札、山札、捨札の名称と配置は以下の通りです。
山が3つあるのがおそらくTri(3つの)Peaks(山頂)という名前の由来であると思われます。
トライピークスのルール
トライピークスは、場札をすべて表側にして捨札のところに取り去ることができればクリアとなります。
ユニークな点は、場札から移動したカードは単純に捨てられるのではなく、捨札の一番上に置かれたうえで、そのカードを基準に次の手を考えなければならない、という点です。
取り去る際のルールは以下の通りです。
- 捨札の一番上のカードと比較して、一つ小さいか一つ大きいかのカードを場札から捨札に移す
- エースのみ、キングを捨てても2を捨ててもよい
- 場札で裏返っているカードは、上に重なっているカードがなくなった時のみ、表に返せる
- 動かせなくなったら、山札を一枚めくって捨札に置く
例えば、以下の図だと、捨札のカードはジャックなので、キングか、クイーンを取り去ることができます。
ソリティアトライピークスの攻略のコツ!
トライピークスの攻略のコツは以下のようなポイントがあります。
とくに、連鎖を理解すると、トライピークスの面白さが理解できるようになります。
連鎖が多くなるカードを捨てよう
上述の通り、トライピークスでは捨札の一番上のカードを基準に次に捨てるカードを考えなければなりません。
そこで注目したいのが、連鎖が長く続くような取り方です。
例えば図だと、捨てられるカードは2枚あります。
ですが、キングのほうを捨てたほうが良いです。なぜかというと、そのあと連続して、
(キング)→クイーン→ジャック→10→9→8
という流れで6枚も捨てられるようになるからです。
このように、一つ大きいほうか小さいほうを選べるときは、連鎖を意識しましょう。
エースは連鎖をつなげやすい
とくに、エースは2にもキングにもつなげることができるので、戦略の幅が広がります。例えば、
エース→キング→クイーン→キング→エース→2→3
のように、多くのカードを取ることができます。
隣り合った札をとる
トライピークスでは、カードは山の形をしており、上にある2枚のカードを取らないとその下のカードは表にできません。
なので、なるべく隣り合ったカードを取るようにしましょう。
例えば以下の図では、ダイヤの10とクラブの10が捨てられる可能性がありますが、ダイヤの10→ダイヤの9という風に隣どうしを捨てたほうが、その上の一枚を表にすることが可能です。
こうすることで表に返せるカードが増えるので、選択肢を増やすことができます。
AIでソリティアトライピークスを一発クリア!
Windowsのソリティアトライピークスにも、AIを使った機能があり、これを使うと攻略の助けになるほか、動かし方を観察して盗むことによって上達の近道にもなります。
ソリティアトライピークスをヒントで攻略!
Windowsのソリティアトライピークスには、画面の下部にヒント機能があります。
このヒントを押すと、その状況での最善手を教えてくれます。これは見落としのチェックにも使えるので、詰まったら使ってみましょう。
ソリティアトライピークスをソルバーで攻略!
もう一つは、ソルバーで、AIがゲーム中ずっと自動で回答をしていってくれるというものです。
ヒントでもわからなかった、という人はこれで攻略してみるとクリアの感覚を体験することができます。
まとめ
- トライピークスはトランプのソリティアの一種で、捨札と比べて小さいカードか大きいカードを見つけて捨てていくゲーム。
- ルールとしては捨てたカードを基準に新たに捨てるカードを考える必要があり、裏返しのカードを表にするには重なっているカードを2枚取り去る必要がある。
- 攻略のコツとして、カードを捨てるには連鎖を多く見つけるとクリアしやすくなる。
捨てたカードをただ取り去るのではなくそれを基準に次の手を考えるという点が面白いルールだと思いました。