その他 阿Q正伝の阿Qは誰?モデルは清(Qing)王朝? 「阿Q正伝」は魯迅の代表作の小説である。この登場人物である阿Qのモデルについては、いろいろな考察がなされている。これについて解説し、さらに考察する。 阿Qは誰なのか?議論のはじまり 阿Q正伝は、新聞に掲載された。その読者からすでに、阿Qが誰... 2022.03.01 その他
考古学 甲骨文字はどう解読された?読み方の解説! 甲骨文字は殷王朝の文字であり、最古の漢字である。ここでは、その解読までのエピソードと、簡単な読み方の解説をする。 甲骨文字発見の経緯 1899年におういえいの知り合いで考古学者の劉鉄雲が、薬屋で買った獣骨に文字があって驚愕したという話が伝わ... 2021.10.14 考古学
医療 麻沸散の成分はこれ?!ただの誤植だった? 三国時代の名医であった華陀には、麻酔薬として麻沸散という薬を用いていた、というエピソードがある。三国志の時代以降、この成分について研究や議論が活発であった。そのなかで推定されている麻沸散の正体について解説する。 麻沸酸の成分 主流となってい... 2021.10.14 医療
工学 AIソフィアの世界征服発言は嘘?-ハンソンロボティクスのロボットまとめ ハンソンロボティクス社のヒューマノイドAI「ソフィア」が世界征服をするという発言をして世界中で話題になったことがあった。しかし、これはソフィアが冗談のつもり嘘を言ったという可能性がたかい。この事件について解説する。 AIソフィアの世界征服発... 2021.09.22 工学
考古学 字(あざな)諱(いみな)の付け方・呼び方・法則まとめ 字や諱には、付け方に法則のようなものが存在している。厳密ではないものの、家族関係を類推するヒントにもなる。それらを簡単にまとめた。 なお、諱はもともとは謚(おくりな)とは違うものだが、ここでは同義としてあつかう。 字の法則 司馬八達 この兄... 2021.09.01 考古学
工学 工学の歴史【中世】 中世の工学は中国でまず発展をした。ルネサンスの3大発明といわれる、火薬、羅針盤、印刷の原型が実は中国にルーツがあると知られているが、それらが登場する時代でもある。しかしながら、10世紀を過ぎたあたりから工学の中心は次第にヨーロッパへ移ってい... 2020.04.30 工学
錬金術 錬金術の歴史2【中国:練丹術】 中国でも古代には錬金術が盛んになった。金の変成にも挑戦したみたいだが、むしろ不老不死の実現を目標としていたのがうかがえる。それを実現するための薬が「丹」であると考えることができる。しかし、あまり医学的な側面は発展しなかったらしい。また、化学... 2020.03.20 錬金術
人物伝 諸葛亮孔明の発明-筩袖鎧、元戎、木牛流馬など 三国時代の蜀の宰相であった諸葛亮孔明は発明趣味があったことでも知られる。三国志のキャラクターの中でも人気が高く、いろいろな発明をした説もあるが、創作と思われるものもある。それらをまとめた。 年表 200年:蜀の仲間になる。ここか諸葛孔明の発... 2020.03.13 人物伝
人物伝 墨子・墨家-墨子とキリストの兼愛・博愛 墨子の発明について、また、墨子とキリストの類似点について書きます。 歴史と考察 諸子百家の一つである墨家は技術力にも優れていた。その発明とともに盛衰をたどる。彼らの主張や慣用句で有名なものは「兼愛」・・・分け隔てなく愛することが天下をおさめ... 2020.02.10 人物伝