24時間TVドラマ「虹色のチョーク」元ネタ!日本理科学工業&チョークを解説!

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今年の24時間テレビでは、24時間テレビのドラマとして「虹色のチョーク」が放映されます。ここでは、その元ネタになった日本理化学工業についてと、そこで開発されたチョークについて解説していきます。

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24時間テレビのドラマ「虹色のチョーク」元ネタは日本理化学工業

ドラマ「虹色のチョーク」では、知的障碍者雇用を推進している日本理化学工業株式会社が元ネタになっています。

日本理化学工業株式会社_キットパス・ダストレスチョークの製造販売 
昭和12年創業。『ひとに、地球にやさしい』を理念とし、障がいのある社員が全体の約7割を占める工場でさまざまな工夫を積み重ね、ひとりひとりの職人の働きでものづくりをしています。すべての世代の【楽がき文化】を発信していくこと、キットパスを世界ブ...

この会社では、2023年2月現在で、日本理化学工業は全従業員94人中66人が知的障がい者(内25人が重度の障がい者)が働いています。

日本理化学工業の歴史

会社設立は昭和12年ですが、知的障がい者の雇用は昭和35年2人から始まっています。

この背景には、以外にも禅寺のお坊さんの言葉がきっかけというエピソードがあります。

その時に言われたのは、「人間の究極の幸せは、1つは愛されること、2つ目はほめられること、3つ目は人の役に立つこと、4つ目は人に必要とされることの4つです。福祉施設で大事に面倒をみてもらうことが幸せではなく、働いて役に立つ会社こそが人間を幸せにするのです」ということだそうです。

ここから、重度障害者多数雇用モデル工場設立についての融資制度が出来たことと、労働省からのすすめもあって制度を活用して川崎工場を作ったという経緯があります。

その後、障がい者雇用の助成金制度などの整備が進み、さらに割合をふやしていきました。

窓にかけるチョークの元ネタ

このドラマでは窓にも書けるチョークの開発の話が展開されていきますが、この元ネタは「キットパス」というチョークです。

このチョークについては、窓にかけるという特色のほかにも、粉が出ない、揮発臭がしない、などといった特徴があります。

また別の使い方として、水に溶かして絵の具のように使うといった使用法もできるようです。

その反面、普通のチョークのように黒板には書けないようです。

日本理化学工業の開発したチョークまとめ

日本理化学工業はほかにも独自のチョークを開発していますので、ここで紹介していきます。

ダストレスチョーク

ダストレスチョークは粉が出にくいチョークとして知られており、また全国の学校で使われているので見たことがある人も多いのではないでしょうか。

このチョークは箱にも書かれているようにホタテの貝殻の再生材を使っていることで、その白く鮮明に、書き心地もソフトにすることに成功しています。

このチョークに耐水性をそなわせたものも存在します。

つみき黒板

つみき黒板は、つみきの形をした黒板と同様の素材に、チョークで様々なことを書くことができる、というものになっています。

用途としては伝言メモやインテリアといった使い方ができるようです。

まとめ

  • 24時間テレビの2023年のドラマ「虹色のチョーク」は、日本理化学工業株式会社が元ネタになっている。
  • 登場する新開発のチョークは、キットパスが該当する。

貝殻のロゴが入ったチョークは筆者も学校で見たことがあります。

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