日本では苗字は珍しさや画数などが話題に上がることがよくあります。ここでは、画数の少ない苗字ランキングを制作しました。漢字だけではなくひらがなで書いたものも載せています。
画数の少ない苗字とその珍しさ
誰でも一度は、クラスメイトなどと苗字の珍しさや画数などについて話した思い出があるのではないでしょうか。
または、初対面の人でも珍しい苗字のときはそれについての話自体が最初の話題になったりします。
画数がやや少ないということであれば珍しい苗字とは限りませんが、画数が極端に少ないと珍しい苗字になる、ということはおおむね言えるでしょう。
ただし、漢字で見ればわかりますが、必ずしも珍しい漢字が使われているというわけではなく、よく見かける漢字になっていることがほとんどです。
これは画数の少ない漢字が基本的な漢字であることが多いことに由来します。
以下では、画数の少ない苗字についてランキング形式で記述していきます。
画数の少ない苗字ランキング!
さっそく、画数の少ない漢字ランキングを見ていきましょう。
漢字による画数の少ない苗字ランキング
まずは漢字による画数の少ない苗字ランキングです。
1位:1画 一(はじめ にのまえ) 乙(おつ)
1位は1画の苗字で、一、乙が該当します。
前者は漢数字の1で、横棒を一本画のみです。乙は2回曲げるだけで1画で書けます。
一の方は苗字を書く距離としても最短なのではないでしょうか。
2位:2画 二(したなが) 九(いちじく)
2位は2画で二、九が該当します。
これは単なる数字ではなく、どちらも読み方が特殊な事例です。
二は下の棒が長いのでしたなが、九は一文字で9を表すのでいちじくということだそうです。
3位:3画 川(かわ) 一二(いちに)
3位は3画で、川や一二などが該当します。
川は一文字で3画の例ですが、一二の方は2文字で3画という珍しい事例です。
ひらがなによる画数の少ない苗字ランキング
次に、ひらがなで画数の少ない苗字ランキングを挙げていきます。
誰しも小学校に入ったときは、ひらがなでまず名前を書けるように練習するという過程を踏みます。
また、名前の上にふりがなをかくような書類もかなり多くあります。
そう考えると、ひらがなの画数というのも意外と重要かもしれません。
当然、漢字の画数とは相関がないので、漢字で書くとこのランキングの通りにはなりません。
1位:1画 つ(津)
1位は1画で、「つ」という苗字が該当します。
ひらがなではさっと払う曲線を描けば書くことができます。
これは漢字で書くと「津」であり、漢字ではそこそこ画数があります。
2位:2画 い(井) り(李) など
2位は2画で「い」や「り」などが該当します。
「い」も「り」も曲線2本からなる2画の苗字です。
漢字では井や李となり、画数はそれほど多くはありません。
3位:3画 くり(九里) など
3位は3画で「くり」という苗字が該当します。
これは九里や栗という感じで書かれることが多く、漢字では1文字の場合と2文字の場合の両方があるという苗字です。
まとめ
- 画数の少ない苗字は漢字と平仮名の両方で考えることができるが、どちらも1画から3画までがランキングの上位に並ぶ。
- 漢字では、1位は1画で一や乙などが該当する。
- ひらがなでは、1位は1画でつ(津)などが該当する。
漢字で名前を書く機会は一生に数えきれないほどありますが、画数が少ない場合はその時間は短くすむといえるのかもしれません。