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自動運転は注目されている技術だが、それに伴い死亡事故などの事例が発生してきている。その年表である。なお、自動運転にもいくつか段階があり、運転者を補助するものは運転支援、完全に自動で走るものは完全自動運転といわれる。
2013年:日本で自動ブレーキによる追突防止機能の試乗体験中に衝突事故。
2017年:こちらも日本で追突防止機能の試乗体験中に衝突事故。
これらの事故を防ぐため、広告や説明書などでは、「運転支援機能に任せた運転はしないでください」という但し書きがよくみられる。
2010年代の後半になると、運転支援ではなく実際の自動運転で死亡事故が発生した。
2015:Googleの自動運転者が実験中に衝突事故。社員が軽傷を負った。
2016年1月:中国でテスラ社の自動運転者が死亡事故を起こす。自動運転での世界初の死亡事故。
2016年5月:アメリカ、フロリダ州でテスラ社の自動車が自動運転中に事故。こちらは確実に自動運転中の事故と判断された事例としては世界初だったので有名になった。
2018年:Uberの自動運転者による歩行者の死亡事故。乗っていた人ではなく歩行者が巻き込まれた初の事例。
「事故が起こりそうな時、このままいけば5人が死亡するが、進路を変えると1人が死亡するとき、どちらを選択すればよいか」というトロッコ問題が、自動運転では具現化する。
これに対する統一的な回答はまだないが、ドイツで取りまとめられた自動運転の倫理規定には、「事故が避けようがないとき、被害者が減少する方を選択することは認められる」というように決められている。
テスラ社は、「自動運転中でもドライバーはいつでも手動に切り替えられるので、責任は運転者がおうもの」という方針を出している。
・日本での事故例
日本での事故例はまだないが、運転支援でのトラブルは上述のように出てきているので、開発には慎重を要する。今後、自動運転技術の事故は死亡事故も含めて日本でも起きることが予想される。
・広告主によっては報道されない?
日本ではテレビなどでは自動車の製造会社が広告主になることもめずらしくない。よって、そのようなテレビ局は自動運転の事故が起きても、広告っ火を確保する目的で報道を抑える、ということが起こる可能性もある。