インディジョーンズシリーズのキャラクターの特徴として、魅力的な子役が登場するという点があげられます。ここでは、彼らのプロフィールや劇中での設定、さらに現在何をしているのかについても解説します。
魔宮の伝説(2作目)
子役が本格的に登場するのは2作目からです。
キー・ホイ・クアン(役名:ショート・ラウンド)
魔宮の伝説で、インディの仲間であり助手のような役回りをしていました。演じているのは、キーホイクァンという、ベトナム、ホーチミン市出身の子役でした。
作中の設定
ショートラウンドは、上海出身1924年生まれの11歳、車の運転もできるという特技があります。なお、運転中はアクセルに足が届かないため、足に気の箱のようなものをくくりつけています。日本が1932年に上海を爆撃したときに、孤児になったという背景があります。
彼はラオ・チェのアジトからの脱出や、インディとパンコットのマハラジャをモラ・ラムの支配から解放するのに活躍しました。冒険の後、インディと一緒にアメリカに移住するというその後の設定もあったようです。
なお、4作目の「クリスタルスカルの王国」では、エンディングの結婚式のシーンで、出席者としてショートラウンドが登場するというアイディアも初期案であったようですが、最終的にはこのアイディアは採用されていません。
他の出演作
他の作品では、「グーニーズ」での出演があることで有名です。その後も、数年に一度の出演作が出ています。
現在は?
その後、俳優という進路ではなく、映画製作の方向に舵を切ったようです。1998年には、南カリフォルニア大学の映画プログラムに入学しました。この大学を卒業した後、映画製作の現場で活躍していくことになります。
有名な作品としては、X-Menの戦闘シーンを支援するためにスタントの振付師として働き、その後の10年ほどでアジアと米国でさまざまな作品制作に携わりました。
その後、俳優としての仕事にも復帰しており、2018年ころから再び俳優としての評価を高いものにしています。
最後の聖戦(3作目)
3作目にはインディの若いころが描写されることもあり、名前つきの子役が複数登場します。子役というより、10代の役どころではあります。
リヴァーフェニックス(役名:インディ・ジョーンズ※10代)
作中設定
1912年に若き日のインディ・ジョーンズは洞窟を偵察しているときに、「コロナドの十字架」を盗掘しているグループを発見し、十字架をこっそり奪い返します。その後、盗掘段にとったことがばれると、サーカスの列車を利用しながら逃げることになります。この家庭で、ヘビに恐怖症が発祥したきっかけや、あごをむちで切って切り傷ができたことが描写されます。
結局、地元の保安官は彼に十字架を強盗に返させ手しまいました。しかし、盗掘グループのリーダーは勇気に感銘を受け、インディそのに帽子をわたしました。これがシリーズと押してかぶっているトレードマークの帽子となります。
他の出演作
リヴァーフェニックスのほかの出演作としては、「スタンドバイミー」にも登場することで非常で有名です。
現在は?
残念ながら、リヴァーフェニックスは1993年、ドラッグのオーバードースでなくなっています。見た目も容姿端麗であり、評価も受けていただけに非常に残念なキャリアの終わりを迎えてしまいました。
J・J・ハーディ(役名:ハーマン・ミューラー)
作中設定
1912年のインディの仲間のボーイスカウトであり、コメディータッチで描かれるインディの相棒です。馬から落ちたり、調子の外れたらっぱの演奏をしたりします。コロナドの十字架をインディと同時に発見したあと、インディとは別に保安官を呼び、盗掘団との取引にひきあわせました。
なお、小説版ではその後のものがたりにも登場しているようです。
現在は?
JJハーディがハーマンを演じたとき、彼の体重は100キロを超えていたようですが、その後、運動や食事の改善などで体重は落としたようです。
現在では40歳をこえています。
まとめ
- インディジョーンズ魔宮の伝説に登場する子役はキーホイクアンで、映画製作で活躍するほか俳優の仕事にも復帰している
- リヴァーフェニックスは若くしてドラッグが原因でなくなった
- 今後のシリーズで大人になった当時のキャラクターが出るかもしれない?
5作目が公開されることが決まっていますので、子役が登場するのかどうかや、大人になった昔のキャラの登場にも注目ですね!:https://hatsumeihakken.com/indiana5/