中世

その他

セレンディピティの語源を詳しく解説!

科学技術の世界における「偶然が生んだ発明発見」という言葉として「セレンディピティ」という言葉が知られている。これの語源は中世の御伽噺である。その語源について解説する。 セレンディピティのほかに、擬セレンディピティという概念も存在する。これら...
日用品

ハリーポッターに出てくる羽根ペンの実在の歴史を詳しく!

ペンと紙は人類の文明をおおきくかえた。思考を助けるという点でも、かなり有意義な発明であった。とくに歴史を記録する意味で非常に大きな影響を及ぼした。後の時代から過去を知るのには紙に記された歴史を見るしかない。また、羽根ペンはフィクションでも活...
悪魔の発明

拷問処刑器具5:拘束器具編-コウノトリ、聖エラスムスのベルト他

拷問器具には、長い時間の拘束によって苦痛を与えるものも古くから使われていた。見た目にはさほど苦しそうでもなく、実際に殺害までは目的にしていないものもあるが、死に至ることもあった。 全身の拘束 全身の拘束により、罪人はうごけなくなる。 コウノ...
悪魔の発明

007 world is not enoughの首絞め器具(ガロット)を解説!

「007ワールドイズノットイナフ」では、据わった上体でハンドルを締め上げていき、首を絞める拷問器具が登場する。これは、Garroteといわれる実在した機械である。ガロット、あるいはギャロットと音訳され、「座り式首絞め器」と訳される。この器具...
悪魔の発明

拷問処刑器具4:鞭うち・粉砕刑編

処罰や拷問に使われる器具のうち有名なものとして、無知は定番である。ここでは、鞭うちや体の部位を粉砕する拷問器具について解説する。それらは、致命傷を与える目的というよりは苦痛を与えたり心理的に恐怖を与えるものが多かった。 鞭打ち刑 鞭うちは、...
悪魔の発明

拷問処刑器具3:さらし者編‐戒めのネックレス、樽刑ほか

さらし者にすることで、恥辱を与えて処罰をあたえたり再犯を防ぐという方法が用いられた。このための器具が多く開発された。基本的には肉体的な苦痛は与えず見た目もおどろおどろしくはないが、恥ずかしさはどれも一級品である。なかにはユーモラスなものもあ...
悪魔の発明

拷問処刑器具2:吊るし刑・車輪刑編-吊り籠、ユダの揺り籠ほか

ここでは吊るし刑と車輪刑に使われた拷問処刑器具について解説する。 吊るし刑 見せ物として吊るし上げるほか、拷問やそのまま処刑することにも用いられた。 吊り籠 18世紀まで、吊るし刑のための吊り籠はヨーロッパのさまざまな町でつかわれていた。 ...
占星術

占星術の歴史2【古代・中世欧州】

占星術は古代ギリシア・ローマ時代を通じてヨーロッパに広まった。中には、天文学者としての側面が今日でも知られている人もいる。この時代においては、占星術師と天文学者は必ずしも分化していなかった。 また、キリスト教との対立が明確になっていく。 年...
工学

工学の歴史【中世】

中世の工学は中国でまず発展をした。ルネサンスの3大発明といわれる、火薬、羅針盤、印刷の原型が実は中国にルーツがあると知られているが、それらが登場する時代でもある。しかしながら、10世紀を過ぎたあたりから工学の中心は次第にヨーロッパへ移ってい...
錬金術

【完全版】実在する賢者の石の伝説まとめ

実在する賢者の石の伝説や言い伝えをまとめた。賢者の石には様々な呼称があり、賢者の石、エリクサー(エリキサー、エリクシル)、ティンクトゥラ、霊薬などは同じものを示すとされる。また、形状も石ではなく粉末、液体と違いがある。色は、赤とされることが...
永久機関

永久機関の歴史1:古代・中世の永久機関-ダヴィンチの永久機関

歴史に登場する最初期から中世までの永久機関の年表。おもに2つのタイプに分類される。一つは回転し続ける車輪であり、もう一つはアルキメデスのらせん揚水機を使った循環装置である。 永久機関を夢見る者たちよ、君たちはなんと長い間無用の長物をつくりあ...
人物伝

ロジャー・ベーコンとフランシス・ベーコンの関係は?二人の予言とは?

ロジャーベーコンとフランシスベーコンの関係や違いを解説する。また、彼らは科学的な予言をいろいろしており、その後に実現したものも含めて解説する。 ロジャー・ベーコンとフランシス・ベーコンの関係 この二人は、血縁関係などは無いようである。時代も...