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ソリティアはトランプカードでできる一人遊びです。なかでも、クロンダイクというルールのものはウィンドウズに搭載されており有名です。ここでは、ソリティアを攻略するコツなどを解説します。これさえ知っておけば初心者でもほぼ1発でクリアできます。また、初心者にお勧めのソリティアゲームに関しても解説します。
Windowsでできるソリティアの攻略のコツをシリーズにしました↓
ボードゲームのペグソリティアの方を攻略したい人はこちら↓
ソリティアはいくつかの種類がありますが、初心者が始めるにあたってコツをつかむうえで重要なことがあります。
それは、簡単なルールのソリティアから始めましょう、ということです。具体的には、一般的なソリティア(クロンダイク)で、ドロー1ルール(1枚ずつめくる)で、初級のレベルのもの、ということになります。
初めからこれ以外のソリティアを遊んでしまうと、クリアができないせいで、面白さがわからないまま止めがちです。
この記事でも、クロンダイク(最も有名なルール)のドロー1(1枚ずつカードをめくっていくルール)についてコツを解説します。
このタイプのクロンダイクは、ウィンドウズでは左下の虫眼鏡をクリックして「solitaire」と検索すればすぐに出てきます。
Windowsでは、最初の設定のままクロンダイクを遊べば、上の簡単なソリティアの条件を満たしているので、コツが覚えやすいです。
クリアの喜びもすぐに体感することができます。
さらに、Windowsだと攻略のコツを覚えるのに役立つ特典があります(後述)。
また、Windowsでなくても、ブラウザがあればGoogleで「ソリティア」と検索すれば、検索結果に表示されるゲーム集からすぐに遊べます。
「簡単」を選べばドロー1のクロンダイクが遊べます。これはWindowsのものと同じルールです。
ここからは、さっそく初心者でもすぐにできるソリティア攻略のコツを解説していきます。
以下の図では、カードを置く場所は以下のように山札、組札、場札という風に呼ばれます。
序盤は、まだ裏返ったカードが多い状態であり、キングがおけるような空いている列もありません。
この状態では、組札にAから順に、なるべく優先して移していくことが重要です。
組札はAからおかなければならず、最初に置くべきAさえあれば、のちのち動かす選択肢を増やすことができます。
山札をめくって場札に加えることができる状況でも、場札内ですでに移動できる札がある場合があります。この場合は、山札の移動よりも、場札を移動したほうが無難です。
そのほうが、移動した札の下にある裏返しの札を開くことができ、次の展開につながるからです。
ゲーム中、移動できる札がいくつかあるときは、裏返されている札が多い列のものを移動するとクリアに近づきます。
これは、その列に隠されているカードが少しでも減ったほうが、あとでそこに必要なカードが隠れているせいで詰む、という状況をなくせるためです。
また、裏返されている枚数が減ったほうが視覚的にも気が楽になってはかどります。
最初期には右側に行くにしたがってカードの伏せる枚数は増えるため、基本的には右側の列を優先させることになると思います。
クロンダイクでは、組札に列の途中から1枚引き抜いて入れることはできませんが、列の途中から、別の列に移動することはできます。
これを利用し、コツとして、以下のように裏返しの札を表にすることができます。
列のもっとも奥にある表向きのカードが組札に入れられるときは、そこから上の部分に移動先があるとき、上の部分を移動したうえで奥の表向きのカードを組札に入れてしまえば、裏返したカードを開くことができます。
上の例では、まずクラブの4を組札に入れてしまえば、次に隣の列にあるスペードの4を同じ場所につけることができ、スペードの4の下の裏向きのカードを開くことができます。
列の場所に空きがあるときは、キングをそこにいつでも置くことができます。
これを利用すると、キングが出た時にそのあいている列に移動してしまえば、キングの下の裏向きカードを開くことができます。
また、運が良ければ、その開いたカードが連鎖的にキングの下につけることも可能です。
Windows10では、ソリティアの種類が豊富に実装されており、クロンダイク以外にもいくつかのソリティアが遊べます。
昔のウィンドウズでは、単にゲームができるだけで攻略法を教えてくれたりはありませんでした。
しかし最近では、ゲームのルールを教えてくれる機能があり、ルールにはない動かし方をしていると教えてくれるので、ルールがわからない人でも遊べる仕様になっています。
ここでは、ちょっと得するWindowsソリティアの攻略のコツを解説します。初心者にはもってこいの機能です。
Windowsソリティアは初心者の上達に役立つ機能を搭載しており、それがヒント機能です。
詰みになってしまったと思った時でもAIがヒントを出してくれてクリアできることもあります。
AIに教えてもらって意味はあるのかと思うかもしれませんが、このヒントの動きを見て盗むことによって、コツを覚えるのに効果的です。
もっと極端な機能としては、ソルバーという機能があり、これは何とゲームをはじめからリセットしたうえで、すべての過程を教えてくれます。
プレイヤーがやることは、指示されるカードを指示通りに動かしていくだけです。
ずっとプロがヒントを教え続けてくれるようなものです。
本当に攻略の糸口がつかめなくなったら、この機能を使っていったんソリティアが解かれる様子を観察してみましょう。
ソルバーが動いている様子は、以下の動画で確認できます。
ただし、ソリティアは最適な動かし方を続けていったとしても必ずクリアになるとは限らないので、ヒント、ソルバー両方とも使ってもゲームがクリアできないことがあります。
もっとも、初級のドロー1クロンダイクだとほぼソルバーでクリアできます。
ソリティアに必勝法はあるのか?というのは数学的にも興味深いテーマです。
これは結論から言うと、カードが伏せられているということから運の要素も絡んでくるので、必勝法はないというのが知られています。
たしかに、多少慣れた一般のユーザー目線でもクリアできるときとできないときがあるので、この結果は直観にもあっています。
確率的には、熟練したプレーヤーであれば80パーセント程度の確率でクリアすることができるという結果が得られているようです。
ソリティアの初心者でもクリアしやすいコツをまとめると以下のようになります。
また、わからなければ以下の攻略方法を使うことでコツを覚えることができます。
ソリティアはすっかりウィンドウズの定番のゲームになった感があります。ウィンドウズをお使いの方は左下の検索からアプリを出して遊んでみましょう。