グーグルChromeに収録されている恐竜ゲームは、自力でチートが実装できます。ここでは、それらのチートコードと、書き込み方をまとめました。空中浮遊やレーザー発射、キャラクターをソニックなどに変更することができます。
アドレスバーに「chrome://dino」を打ち込んでゲームを起動したところから解説しています。
恐竜ゲームのチート:空中浮遊、速度変更など
まずは見た目はかえないまま、速度などを変更して遊ぶ方法を解説します。
空中浮遊
これには以下のコードを使います。
Runner.instance_.tRex.groundYPos = 10
コードの書き込み方は以下の通りです。
F12キーで開発者ツールを出し、「console」タブを開きます。
ここに上のコードを入力し、エンターを押します。

そしてゲームを開始すると、空中浮遊を始め空をかけだします。一切、障害物にあたりません。

画面の上が0になっているので、数値を小さくするとより高いところを飛べます。
重力変更
これもやり方は同じです。コードは以下のようになります。
Runner.instance_.tRex.config.GRAVITY = 0.1
重力をおよそ六分の一にすれば、月面での恐竜ゲームを実現できることになります。

ジャンプすると、以上に滞空時間が長くなり、画面上部に消えます。
恐竜ゲームのチート:レーザー発射
これはボタンでレーザーを発射し、敵を倒してくれるチートコードです。
コード引用:https://gist.github.com/JARVIS-AI/cfb916c7dc3bea73abf0edac42749ea8?permalink_comment_id=3975908#gistcomment-3975908
b = Runner.instance_.clearCanvas;
window.addEventListener("keydown", checkKeyPressed, false); function checkKeyPressed(l) { if (l.keyCode == "68" ) {drawline()}};
function drawline() {
if (Runner.instance_.horizon.obstacles.length>0){
Runner.instance_.clearCanvas=function(){};
Runner.instance_.canvasCtx.beginPath();
Runner.instance_.canvasCtx.moveTo(Runner.instance_.tRex.xPos+23,Runner.instance_.tRex.yPos+20);
Runner.instance_.canvasCtx.lineTo(Runner.instance_.horizon.obstacles[0].xPos+10,Runner.instance_.horizon.obstacles[0].yPos+10);
Runner.instance_.canvasCtx.stroke();
setTimeout(function(){Runner.instance_.clearCanvas = b;}, 15);
Runner.instance_.horizon.removeFirstObstacle();}}
コードは長いですが書き込み方は同じです。

ボタンはDキーでレーザーを発射できます。見た目も派手になりますしまったく別のゲームのようになります。
恐竜ゲームのチート:キャラ変更
キャラ変更のチートコードでは、ソニックなどに走るキャラクターを変更できます。
書き込み方は、上の方法とは少し違います。
まず、「Elements」タブに移動します。そして、offline-resources-1xという要素をさがします。
このsrcの後の部分をダブルクリックします。ここが、イラストを設定している要素です。

この部分はバックスペースキーでクオーテーションの中を消すことができ、別のリンクをペーストできます。
ここに、例えば同じようなイラスト素材を提供している以下のリンクを貼ると、動くアニメーションの素材が変わるので、キャラクターを変更できるという仕組みです。
https://i.imgur.com/7BuRkS9.png
ペーストすると図のようになります。

このリンクが表す素材は以下のようなものです。

このキャラ変更について英語で検索すると、マリオやバットマンなどのゲームキャラのリンクもあります。
あとは、普通にゲームを開始すると、ソニックが走り出します。

まとめ
- 恐竜ゲームのチートコードには、空中浮遊やジャンプの変更などがある。
- レーザービームを発射できるものもある。
- キャラクター変更もできる。
恐竜ゲームがここまで奥が深いものだったとは思いませんでした。自分の環境でブラウザさえあればできるというのが手軽です。