ビンパッキング問題を自動で解いてくれる無料サイトツール(ソルバー)です。箱一つの容量と、荷物のサイズを入力するだけで答えを出してくれます。
上の埋め込み内でも使えますが、うまく動かない・大きなページで使いたいというときは、元のビンパッキング問題自動解答ツールページへ(新しいタブで開きます)。
📦 ビンパッキング問題とは?
ビンパッキング問題(Bin Packing Problem)は、以下のような問題です:
- 各荷物には「サイズ」がある(例:1〜10)
- 箱には「最大容量」がある(例:10)
- できるだけ少ない箱数で、すべての荷物を詰めるにはどうすればいいか?
例えば、一つの箱の容量が 10 で、同じ箱がいくつかあるときに、
荷物が [2, 5, 4, 7, 1, 3, 8] のように与えられたら、できるだけ効率よく、箱の数は少なくして詰めたいですね。
この問題は単純そうに見えて、実は計算量が非常に高い難問です。
現実世界では、物流、倉庫管理、資源の割り当てなどに応用されています。
この問題は単純そうに見えて、実は計算量が非常に高い難問です。現実世界では、物流、倉庫管理、資源の割り当てなどに応用されています。
ちなみにここでいうビン(bin)とは、英語で「(倉庫などで使われる)箱」のことです。瓶(bottle)ではありません。
ビンパッキング問題 自動解答ツール 使い方
このページでは、ブラウザ上で動作するビンパッキング自動解答ツールが使えます。
面倒な計算や手作業なしに、数秒で箱の割り当てを自動計算できます。
✅ 使い方の手順:
- 「箱の容量」を入力(例:10)
- 「荷物のサイズ」をカンマかスペースまたは改行で入力(例:
3, 7, 2, 6, 1, 5
など) - 「Solve」ボタンを押す
- すぐに「何個の箱が必要か」「各箱に何が入ったか」「残り容量」などが表示されます
→ さらに、視覚的に箱の詰まり具合も見える!
📈 どれくらいの荷物の数まで解けるの?
このツールでは、内部で「First-Fit Decreasing(FFD)」という高速な近似アルゴリズムを使っています。
そのため、以下のような目安で動作します:
荷物の数 | 処理目安 | 実行速度 |
---|---|---|
10〜50個 | 快適に動作 | 一瞬で結果表示 |
50〜200個 | 問題なし | 少し表示が重くなることも |
200個以上 | 実行可 | PCやブラウザによっては少し重くなる可能性 |
スマホやタブレットでも問題なく動作しますが、大量の荷物入力ではPCの方が快適です。
なお、近似アルゴリズムなので、最適解に近いけど実は最適解ではない、ということもまれに起こりえます。実用上はFFDで問題ないことが多いです。
ビンパッキング問題自動解答ツール まとめ
- ビンパッキング問題は「荷物をできるだけ少ない箱に詰める」最適化問題
- このツールでは 箱容量と荷物サイズを入力するだけで、自動で解答してくれる
- アルゴリズムは **FFD(高速な近似法)**を採用
- 荷物の個数が 数百個程度まで実用的に対応可能
- 詰めた結果は 視覚的な長方形グラフとして表示され、わかりやすい!
💡 作業効率の改善、教育用のデモ、研究の参考など、
さまざまな場面で気軽に活用できるツールです。