津波に備えるものはある?避難タワーとは?

建築
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津波に備えると便利なものをまとめました。また、建築がすすんだ津波の避難タワーについても解説しました。

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津波に備えるもの

津波に備えるものは、基本的にあらかじめ備えておくことが必要なものになりますが、じつはいざというときに回避するようなグッズも販売されています。

緊急用のポッド

これは津波のときに、中に入って津波に流されても安全に流されるためのものです。この中に入ってハッチを閉めると、浸水しないようにできています。

他には、救命胴衣なども流されたときの対応としては役に立つ可能性があります。

もっとも、基本的には事前に備えておいて、津波が着くまえに高台に避難するというのが津波への対応になります。

事前に備えるもの

事前に備えておくとよいものはソフト・ハードあわせていろいろあります。

津波のハザードマップの確認

重ねるハザードマップ
重ねるハザードマップ |身の周りの防災に役立つ情報をまとめて閲覧

国土交通省が公開しているハザードマップには津波の項目があり、ここで津波のリスクなどを知ることができます。

ハンマー

海岸の近くの町など車を運転中におおきな地震に遭遇した場合、瓦礫などで進めないしドアが開けられないが、津波が来るかもしれない、という状況がありえます。

このときハンマーでガラスを割って外に出る必要があります。そのときのために、車の内部のての届く範囲にハンマーを乗せておくことが事前の備えとなります。

津波てんでんこ

また、心構えとして有名なのは「津波てんでんこ」でしょう。これは、津波がきたらそれぞれが個人の判断ですぐに高台に逃げなさい、といういみのことわざ、経験則です。

実際、東日本大震災のときには、学校で集団で避難しようとした生徒たちが間に合わずにぬくなり、個人の判断で高台に逃げていた子供が助かった、という事例が残されています。

また、地域により差はあるものの、神社などの古くからの施設は比較的高台にあることが多く、これは昔から津波の被害にあってきた地域の人が、意識して逃げる場所として高台に作り、目立つ鳥居などを設置したという見方もあります。

津波の避難タワーとは?

津波被害に合う人を少しでも減らすために、津波タワーの建設が進んでいます。

タワー型のもの

ひとつは名前のとおりタワー型のものです。これは支柱の上に人が入るシェルターと、水や食料を保存しておく貯蔵庫をあわせたもので、高さは10メートルを超えるものがほとんどのようです。

引用:https://www.city.kitaibaraki.lg.jp/docs/2018051400012/

上のシェルターへはの階段をつかうほか、タワーによってはエレベーターの着いているものもあるようです。この場合は、車椅子の人などでも逃げやすいという配慮のある設計です。

歩道橋型のもの

普段は歩道橋として機能するという一挙両得なものもあります。

引用:https://www.city.kitaibaraki.lg.jp/docs/2018051400012/

これは歩道橋の脚部の強度をつよくしてあり、地震で倒れないのはもちろん、津波でもぐらついたり流れたりしないように作られています。

津波研究の歴史

津波は古来から日本では知られている現象であり、ふるくは「海嘯」ともよばれた。「嘯」の意味は笛の一種で、海水が轟音とともに河川をさかのぼる様子からついた。

津波の発生理論は1896年をはじめとする。

昔から、「大地震のあとに津波がやってくる」という経験則は知られていたが、メカニズムの解明には手がつけられなかった。明治になって、大森房吉の海振動説、今村明恒の海底変動説など、学説が現れ始め、現在では基本的には今村説が正しいとされている。(ただし、大森の説も限定された場所でのモデル化には一定の評価を得ている。)

津波は世界標準語

1896年におこった三陸地震津波で大きな被害がでて、ここから津波の研究が大きく進んだことで「Tsunami」が世界標準語になっっていった。

地震の研究者を中心につかわれはじめ、専門家の世界では、60年代までには一般的に使われていた。

2004年のスマトラなどでおこったインド洋津波で、世界中のメディアが報道したこと、季節的に各国から旅行者がおおく訪問していたことを理由にメディアなどでも使われるようになり、結果として世界の一般層にも浸透した言葉となった。(最終的に、犠牲者は23万をこえた。)

ココから派生して、「Tsunamigenic」という言葉もあり、これは「津波発生の」、というような意味である。

津波警報システムの仕組み

津波の規模は、海底の鉛直変異、滑り量が大きく震源が浅いほど大きい

という関係を基本として、過去の統計的な解析結果をもとにして、規模と深さをもとに判断されてある。

珍しい津波

まれではあるが、地震以外の原因で津波がおき、被災者も出ることがある。この例としては、山の崩壊や、火山の噴火などである。

1791眉山崩壊で津波がおき、肥後天草を襲い死者5000をだした。

1741年の北海道火山性津波1467の死者をだした。

移動岩

津波は時に大きな岩を陸地に運んでくることがあり、これらは

津波石として知られる。

引用:https://www.travel.co.jp/guide/article/20837/

1771年の明和地震津波では石垣島大浜に移動石がはごばれ、今でも残っている。700トンを越えると推定されている。

インド洋津波でも巨大なサンゴ礁が運ばれた。

まとめ

  • 津波に備えるものとしては、ハンマーなどがある。
  • 公共のインフラとしては、津波の避難タワーが存在している。
  • 津波研究は日本がリードしており、Tsunamiは世界共通語である。

公共インフラの設計がはやく整備され、首都直下型地震のまえに完成することが望ましいですね。