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銃が考え出されて以来、さまざまなタイプが考案されてきたが、その中には変な形のものや「それでなぜ通用すると思った?」的なものもある。一方で、形は変わっているがきちんと理にかなったものもある。それらをまとめた。
まず失敗した兵器を紹介する。
敗戦の近いドイツで考案された。曲がった銃身を持つ銃があれば、物陰から狙って打てる、という発想で作られた。
しかしながら、無理やりに弾丸を曲げるので威力と命中率がいちじるしく低下してしまう、クルムラウフ自体も数は通つとだめになってしまい、頻繁に交換が必要、という代物で、結局製造は中止された。
1916年、アメリカの発明家アルバート・ベーコン・プラットにより提案される。ヘルメットと銃を一体化し、目で照準を合わせ、空気を管から送ることが引き金として作用して弾丸を発射する、という構造になっていた。
目の前に下がっているのが照準である。射撃後は次弾が自動的に装填される仕組みになっている。じつは米国特許第1183492号をとっている。
この方式では反動によって首などにダメージが大きくきてしまうので、正式に採用されることはなかった。
変わっているが実用化されている銃を紹介する。
1960年代、冷戦期のソヴィエトで開発される。水中で作戦行動をおこなう特殊部隊が使用した。弾丸は水中用のために玉の形ではなく細長い針のような形をしている。
射程距離30メートル、26ぱつ装弾もできた。西側諸国にはばれないように存在は極秘とされた。その後も後継機となる水陸両用銃が開発されている。
イスラエルで開発された銃。治安維持のため、市外や建物の中で使える銃が必要とされた。この銃は銃身が途中で曲がるようになっており、その先にカメラと銃口がついている。物陰から打つという用途のほか、窓から中をのぞくといった用途もある。
猫の人形をつけることであたかも猫が顔を除かせるように見え、敵に見つかりにくくなるという仕掛けである。ただし、この猫の人形には銃口があいていないため、撃つと粉々になってしまうらしい。