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世界初の電子ゲーム・コンピュータゲーム・テレビゲームとして有名なTennis for twoは、現在でもブラウザ上でプレイができます。ここでは、その攻略方法を述べるとともに、歴史なども解説します。
世界初の電子ゲーム、といわれているものはいくつかある(ここで説明するゲームより以前の時代のものもある)のですが、中でも第一号として引き合いに出されることが多いのはこの「tennis for two」です。
なぜかというと、電子ゲームでイメージされることの多い条件
をすべて備えた最初の事例だからです。
このゲームタイトルは直訳すれば「二人でテニス」ということになります。
このページでシミュレーター的に遊ぶことができます↓
動画などで当時の様子を見ることもできます。
これのゲームは画面として、オシロスコープを採用していました。
プレイヤーは、スコープのつまみを回すことで打ち返す角度を調整し、ボタンを押してタイミングよく打ち返します。
これらをうまく操作することでボールが場外に飛んだりネットにかからないように飛ばします。
このゲームは1958年、ブルックヘブン研究所の展示会のある日に、公開されました。
コンピュータは当時のものにのっとり真空管を使用しています。
このテニスフォーツーには、当時のコンピューターの計算技術が使われています。
当時はコンピューターで何を知りたかったのかというと、打ち出された大砲の弾道を正しく計算することでした。
それをテニスのボールの弾道計算に利用しているわけです。
これには、「軍事的な目的で作られたものを平和的に利用したかった」というメッセージがあるのでは、という考察もあります。
このゲームを攻略するには、実際にテニスをするときと同じような考え方があれば十分です。
つまり、相手が低めに打ってきたときは高めに打ち返し、相手が高めに打ってきたときは低めに打ち返しましょう。
こうすることで、自分がネットにかけたり場外にアウトになったりするのを防ぐことができ、逆に相手のミスを誘うことができます。
世界初の電子ゲームから半世紀以上が経過しました。その中での進歩は目を見張るものがあります。今後はどのような進歩を遂げるのか見守っていきたいですね。