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基本的に18歳未満で先頭に駆り出される兵士を少年兵といい、社会問題となっている地域もある。この現象は現代に入ってから見られるようになった。
いつから少年兵はいるのか、組織的に運用されるようになったのか年表でまとめる。
基本的に子供は戦闘集団には入らず、標的にもしないのが、どの時代でも、世界共通認識だった。
紀元前:スパルタで少年らは生まれて数年で徴発され、訓練をうけた。しかし、戦闘するのは成人だった。
14世紀:イェニチェリの組織。はじめはキリスト教捕虜による部隊。少年が徴発され訓練がされるが、戦闘は大人になってから。
16世紀:戦国時代、日本では銃の訓練を小学生くらいの少年たちに施した国もあった。ただし戦闘参加はなし。
1212:少年十字軍。信仰だけで聖地を奪回できるといわれ、行軍する。しかし、最終的に生き残った子供たちは奴隷として売られた。戦闘にいってはいるが厳密には、戦っていない。
1862 :南北戦争のジョン・クック。アメリカでは親の承諾があれば兵士になれた。原則ラッパ手など非戦闘員だが、15歳のジョン・クックは大砲をつかって戦闘参加した。
1945: 鉄血勤王隊。14歳までの少年で組織され、沖縄戦にて、竹槍で突撃した。
20世紀末から、アフリカから発症し、組織的に運用されるようになる。
1991シエラレオネの内線で子供が戦った。指揮していたのはRUF、政府、民兵組織など。
1998頃 コロンビアの少年兵見張り役、奇襲の前衛部隊
2000年代はじめまでに、30万人ほどいたと推測されている。
LRAには、5歳の少年兵という、少年兵の世界最年少記録が確認されている。
女性だけの部隊も確認されている。
リベリア、LURDの女性部隊
タミルイーラム解放の虎(LTTE)これは半数が女性
女性が子供を産んだ場合については、戦闘集団に子供が残される場合と、むりやり里子に出される場合などがあるようである。
少年たちは誘拐や家族を殺すという恐喝によって組織に連れ去れられるのがよくあるケースである。
その後、洗脳の段階で精神的にも戦闘に慣れさせられ、銃の訓練などの軍事訓練によって兵士へと育て上げられる。