ナスカの地上絵を、実際に使われたといわれている拡大法によってシミュレーションし、実際に書くことができるサイトツールです。
上の埋め込み内でも使えますが、うまく動かない・大きなページで使いたいというときは、元のナスカの地上シミュレータページへ(新しいタブで開きます)。
ナスカの地上絵を描いてみよう
広大な砂漠に巨大な模様が刻まれている「ナスカの地上絵」。
ペルー南部のナスカ地方に点在するこの不思議な線画は、上空から眺めて初めて全体像が見える壮大なアートです。
そのスケール感と神秘性は、古代の人々がどのようにこれを描いたのかという謎を今も残しています。
今回紹介する「ナスカ線描きシミュレーター」は、そのナスカの地上絵を模して、
“拡大法”というシンプルな原理を使って、自分で線を描いてみることができるWebツールです。
ナスカの地上絵シミュレータ
このシミュレーターは、実際にナスカで使われたと推定されている「拡大法」を応用しています。
拡大法とは、中心点から放射状に線を伸ばし、交点を一定倍率で拡大して写し取るという描画技法です。
ツールの中央には白い星型の図形があります。
マウスを動かすと、その中心からカーソル方向へ光線(補助線)が伸び、星型との交点を見つけ出します。
選んだ拡大率(1倍〜3倍)に応じて、その交点の位置がスケールアップされ、実際の描画位置が決まります。
こうして、マウスを押したまま動かすことで、拡大された交点が「地上絵のような模様」としてキャンバスに刻まれていきます。
まるで古代の人々が遠くの丘から見た「拡大図」をもとに地面に線を引いたかのような体験ができます。
ツールの使い方
- ブラウザでHTMLファイルを開きます。
- 画面中央の星型を基準に、マウスを動かしてみましょう。
- 「拡大率」のドロップダウンメニューから倍率を選べます(1倍〜3倍)。
- マウスを押しながら動かすと、拡大点の軌跡が白い線として残ります。
- 画面をリロードすれば描画がリセットされます。
簡単な操作で、「地上絵を描く」というスケールの大きなアート体験を疑似的に味わうことができます。
まとめ
- ナスカ線描きシミュレーターは、拡大法を使って地上絵を模倣するWebツール
- 中心から放射状に線を伸ばし、交点を拡大して描画する仕組み
- マウスを押しながら動かすことで拡大点の軌跡を描ける
- 拡大率を変えることで、模様の広がり方を変化させられる
- 誰でも簡単に「ナスカの地上絵づくり」を体験できる
古代人の測量技術に思いをはせてみてください。


