ディズニーの看板キャラクターであるミッキーマウスは複数の声優が吹き替えを担当したことで知られています。ここでは、それらの声優を歴代で紹介していきます。また、ミッキー特有の笑い方「ハハッ」の起源についても考察していきます。
ミッキーマウスの歴代声優まとめ
ここでは、複数年にわたって吹き替えを担当し、なおかつビデオ媒体で演じた男性のみに絞って紹介していきます。
誰しも一度はいずれかの人の声をきいたことがあるのではないでしょうか。
納谷六朗 氏
ビエナビスタホームエンターテインメントのビデオ作品(以下BVHE版)で最初にミッキーを演じたのは納谷氏です。
1989年から、1991年にかけてミッキーの声を演じていました。
青柳隆志 氏
この吹き替えはおそらくもっとも有名で誰もが思い浮かべるミッキーの声ではないでしょうか。
青柳氏は1991年から2018年までのBVHE版でミッキーの声を演じ、その年数はじつに27近くにもなります。
この時期に子供時代を過ごした人は完全にこの声のイメージでしょう。
また、青柳氏は大学の教授をしながらミッキーの声優を務めていたことでも知られており、優秀で多芸なことがうかがえます。
星野貴紀 氏
星野氏は2018年以降にBVHE版で吹き替え声優を担当しています。
今後はこの声がイメージとしてついてくるのかもしれませんね。
男性声優も女性声優も演じられるということがキャラクターが広く受け入れられた要因になっているのかもしれませんね。
有名な笑い方「ハハッ」はウォルトディズニーが演じたのが最初?
ミッキーの特有の笑い方である「ハハッ」は非常に有名です。これが書かれたらミッキーがそばにいることを表す代名詞といっても過言ではありません。
この笑い方は言語版からあるのでしょうか?それとも吹き替えによるものなのでしょうか?
答えとしては、言語版から存在します。
英語で書くと”ha-ha!”などという感じになり、日本語同様にやや甲高い声で短く笑うといった感じになっています。
これは初代のミッキーを演じた考案者のウォルトディズニーが同様の発音をしていることが映像からわかります。
ディズニーら声優陣がアフレコした様子をカメラに収めた1940年の作品があり、そこですでにこの笑い方をしていることが確認できます。
以下の映像の1分50秒の会話に注目すると、この笑い方が連発で出てきます。
ディズニーの地声と聞き比べてみると、声を甲高く作っていることが確認できます。また、表情も作って演じています。
まとめ
- ミッキーマウスの吹き替えは、青柳氏などが有名。
- 英語の声優は、ミッキーマウス考案者のウォルトディズニーによって務められた。
- 特有の「ハハッ」という笑い方は、英語の音声からある。
今後も声の微妙な変化などに注目していくとより楽しめるかもしれませんね。