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おなじ発明家という経歴を持つエジソンとテスラは、ノートに大量のメモを残しており、そこには日々の発想が書き込まれている。それらのアイディアの中には、生きているうちには実現できなかったものも含まれる。それらについて解説する。
エジソンは生前、500万ページを超えるメモを残した。下の図は、電球に関するスケッチとメモが書かれているページである。右上に、1886年3月18日、と日付が見える。
エジソンはノートの取り方としてレオナルド・ダヴィンチを尊敬しまねしていたといわれている。ただし、絵はダヴィンチのものと比べて立体感がない概略図である。直線もまっすぐとは言えず、フリーハンド名感じである。素人から見た絵の感想としては、平面的な絵心(?)の持ち主だったようだ。
エジソンのノートに書かれていることをデータ化してまとめるプロジェクトが進んでおり、これはエジソンペーパープロジェクトと呼ばれている。:http://edison.rutgers.edu/index.htm
このプロジェクトは、30年以上行われている。エジソンペーパープロジェクトの拠点はラトガーズ大学である。目的は、ドキュメントのアーカイブを蓄積し、調査することである。また、学者や一般の人々にとってよりアクセスしやすくすることも目指しており、ウェブ上で見られるようにしている。
このプロジェクトが始まった1980年代当初は、ドキュメントをマイクロフィルムに載せることで蓄積していた。その後、これをスキャンしてオンラインで公開した。ドキュメントのスキャンは、19世紀に書かれた部分はほぼ完了している。
エジソンのライバルだったニコラ・テスラにもノートが残されている。下図は、ウォーデンクリフにて建築されたウォーデンクリフ・タワー(無線送電の実験の拠点)に関してのメモである。
こちらも絵は基本的な概略図といった感じである。テスラのノートの特徴は、一読しただけではよくわからない発想が多いことも特徴である。
テスラは永久機関と思しき発想をメモしている。
手すらであれば永久機関が不可能であることは知っていたであろうが、このような発言がテスラのなぞめいたイメージに影響を与えているものと考えられる。
晩年、第二次世界大戦が近づいている中で記者に語ったもの。一種の防御兵器を作ったらしい。
電力によって近づくと電子装置が狂ったり破壊され足りする装置を模索していたようである。