“クリスタルスカルの王国”核実験は史実!宇宙人はエリア51にいる?

映画元ネタ
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「インディジョーンズ クリスタルスカルの王国」には、ある飯見有名な核実験のシーンがあります。また、エリア51には宇宙人の亡骸が登場します。ここでは、それらの元ネタ・モデルを解説していきます。

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冒頭のメキシコの古代遺物

映画の冒頭では、メキシコでインディたちが発掘した遺物が登場します。ただし、ほぼ一瞬しか映らない上に割られてしまうので、それがどんなものなのかは不明です。

実はこれも、元ネタと思われる遺物はあります。それがアステカ時代の陶器製の壺です。

引用:https://www.mexicolore.co.uk/aztecs/ask-experts/did-the-aztecs-use-the-pottery-wheel-to-make-their-pottery

これはメキシコなどで出土しているもので、材質も陶器であること、色合いも似ているから、おそらくこれを参考にして創作したものが冒頭で割られる遺物だと推測されます。

エリア51の宇宙人の遺体

これはロズウェル事件について聞いたことがある人なら、劇中でも触れられているロズウェル事件を元ネタにして想像を広げていったものだとわかります。

クリスタルスカルの王国ではつかみのお宝が登場しない代わりに、宇宙人の遺体が登場するという流れです。

1947年にニューメキシコ州に何かが空から墜落して、政府が「宇宙船の破片を回収した」と発表した後、「回収されたのは気象衛星の破片だった」と訂正したことが知られています。

ここから、実はアメリカ政府が宇宙人を捕獲していて、それをエリア51に隠したのではないか、という噂話がオカルト方面で有名になりました。

劇中では宇宙人ではなく異次元人、という風に解釈されたうえでキャラクター造形がなされ、最後、時空のはざまにUFOが消えていきます。

核爆発実験はティーポット作戦が元ネタ

途中でインディが巻き込まれる核爆弾の爆発実験は、アメリカによる一連の核実験のうち、「ティーポット作戦」から特に影響を受けていると考察できます。

1955年に行われたティーポット作戦では、家屋やマネキン人形を設置して、どうなるか調査する様子が研究資料の動画として残されています。

マネキンなどは本当に劇中に出てきたものそっくりです。

動画では、地下室に置かれたマネキンだけ無傷な様子がわかるので、インディも地下室に飛び込めばまだ現実的だったかもしれませんね。

まとめ

  • 「インディジョーンズクリスタルスカルの王国」での冒頭の遺物は、メキシコのアステカ時代の陶器製の壺がモデルと思われる。
  • エリア51のエイリアンの遺体は、ロズウェル事件が元ネタ。
  • 核実験はティーポット作戦が元ネタであり、家屋やマネキンが使われている。

冒頭のつかみの遺物が考古学的なものだったバージョンも見てみたかった気がします。

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